誰か大学4年の秋から始まる恋愛小説を書いてください。
橋本です。
慶応で一番時を長く過ごした橋本はさぞ感動する文を書いてくれると期待しているでしょうが、梅酒一人晩酌の中書くので駄文になりますがご了承ください。
私にとって柔道とは、ひいては慶応柔道部とはなんなのだろうか。
そもそもなぜ慶応で柔道をしているのだろうか。
今や10名弱いた慶応幼稚舎柔道部の中での生き残りは旭央と私の2人だけ、ストレートで慶応を卒業できる頭もなければ、柔道を続けていけるような体力・精神力は自分にはありません。
そんな中今この場で慶応義塾大学環境情報学部並びに体育会柔道部4年でいられるのは、部活動での仲間、友がいたからです。(臭いですね)
実力がなく、頭もよくない自分でも、柔道部というベストプレイスのおかげで、自分はなんとか人間としてまっすぐ育って行けたと思います。
そんな16年間でも、私は卒業という行事で涙を流したことがありません。
一貫校の私立だからでしょうか、ただ進学するだけで今までと大して変わらないという感覚でした。
しかし、今回は卒業が近づくにつれ、胸が締め付けられています。これは、「慶応」にいられなくなるからではなく「慶応柔道部」から卒業しなくてはならないからなのでしょうか。その答えは、多分もうそろそろわかるのでしょう。そして、「今更か」と後悔するのでしょう。
私は誰かの憧れの人、尊敬すべき人にはなれなかったかもしれません。
そんな私でも最後まで見守ってくれていた慶応柔道部に最後の数ヶ月間、精一杯恩返ししたいと思います。
なんか何言ってるのかよくわからない文になりましたね。きっと妖怪のせいです。