経済学部

受験方式

合格体験記

経済学部一般入試

経済学部4年 鈴木 雄樹 (巣鴨高校出身)

私は経済学部を一浪して合格しました。受験方式はB方式(世界史)です。なので、私が行った英語・世界史・小論文の勉強法と使用した参考書を紹介しますので参考にしてもらえれば幸いです。

<英語>
どの学部も英語の配点が高い慶應ですが、経済学部は特に英語の配点が高いです。また、特徴的なのは答案用紙がマークシートと記述式の2種類になっていて、マークの得点が一定の基準を越えて初めて記述式を採点するというえげつない採点方法をとっています。
問題内容は長文読解が2~3題と英作文で大部分を占めています。長文は量が多いので読み始める前に問題を把握して要点・要旨をつかむのかが大切になっており、私はいわゆるパラグラフ・リーディングで問題を解きました。英作文は自分の考えを英文で表現する問題形式であり、決して背伸びせずいかに自分の知っている平易な文章で表現するかが解くカギとなります。
英語の参考書は桐原書店のDB5500と英頻問題集、英作文は東大・京大などの赤本の問題を参考にして学校の先生に添削してもらいました。

<世界史>
慶應経済の世界史は1500年以降の事を問題として扱うと明記してあるだけに、必然と近現代史が多くなります。また英語同様えげつない採点方式ととっています。問題内容は基本的に教科書(山川)に載っていることを聞いてくるので、法学部のような重箱の隅をつつくような用語を聞いてくることは滅多にないです。それよりも論述形式があるようにいかに世界史の流れを説明出来るかが大切になります(例:産業革命における技術の推移と各国の変化を説明など)。また、時事的な出来事を絡めて問題を出題することが多いので、新聞の世界の出来事欄に1日5分だけでも目を通しておくと内容理解の手助けになります。
参考書は山川の1問1答と用語集、河合塾の青木先生の実況中継(1~4巻)を使用しました。

<小論文>
経済の小論文はある文章を読み、それの要約と自分の考えをまとめるという形式になっています。課題文は新聞のコラムにあるような平易な文章です。自分の意見を述べる際に必要な技術(主張→理由→例示→結論等)があれば大丈夫です。特に使用した参考書はないですが、詭弁法・弁証法などに関する本を読むと便利です。

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