こんばんは。4年の長峯です。

さて、先日の千代田区大会は私にとっては実質引退試合のようなものでした。
結果は初戦負け。勝てたであろう相手に逆転されてしまいました。
でも後悔はしておりません。この大会でやりたかったことはできたからです。慶應義塾体育会柔道部として残すべき成績は頼もしい後輩達がやってくれると信じ(実際、活躍してくれました)、自分はやりたいこと、それは色々な技を試すこと、に集中できました。だから悔いはありません。

ところで、日誌の更新は今回で最後なので、少しだけそれっぽい感じで昔を振り返りますと、そもそもよく入部したなという感じです。
私はやりたいことがあっても面倒臭がって結局動かないことが多いです。しかし、柔道に関してはやりたいと考えてすぐ体作りをしましたし、新歓期に柔道部の勧誘員を見るやサークルの勧誘チラシを持ったまま突撃しました(当時、私はバンドサークル所属。茶髪)。その時の吉武・梅田・城崎の怪訝な顔は凄かったです。私は「入部希望者に対して冷たい目線を投げかけるなんてガラの悪い奴らだな」と思いましたが、彼らにしてみればサークルのノリで罰ゲーム・冷やかしの類いだと思ったらしいです。また、出会って1時間程の吉武に「お前が柔道部に入らなくても、もう俺らは親友やけん」などというありがたい御言葉をいただいて、「うわ、なんだこいつ」と思ったのも覚えています。正直、餃子耳で強面の冷ややかな視線に辟易したり吉武の名台詞に感動したりしたせいで、柔道部に入ることを躊躇しました。やばい集団に声を掛けてしまったと思ったのです。さらに、道場に見学に行くと、小林が授業で堂々と遅れてきて、しかも耳当て(?。当時耳が沸きかけていた)をしているのを見て、「遅れてきてなーにカッコつけてんだ。これはちょーしのってるわw」という小林にとっては言われのない、何とも無知で酷い誤解をしました(もちろん、小林はそんな奴ではありません)。
こんな感じではあったものの、結局入部すると、サークル出身で未経験の2年生に対してみんな優しくて嬉しかったです。感動しました。
柔道部は個性の強い者が多く、それが良い方向にも悪い方向にも向って、色々な出来事がありましたが、そういったもの全てが私の大学生活を面白くしてくれたと思います。入部して良かったと思えます。

最後の日誌ということで昔を想い返してみましたが、まだ卒部したわけではありません。
一番のビッグイベントとも言えるであろう早慶戦が残っています。特にこの一週間は気合を入れていかなくてはなりません。
とりあえず、明日の朝練に寝坊しないようにしなくては。もう4時です。部活で体力が付いたため、オフは眠くならなくなりました。

それでは失礼致します。

 

P.S. 寝坊せずに朝練に参加しました。