こんにちは、3年の木村です。はやいもので、2月も終わりに近づいております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の近況といたしましては、母がコロナウイルスに感染してしまったため自宅待機をしております。部員・マネージャーの皆様、部活に参加できずご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。

さて、家から一歩も出られないため、誰とも会うことが叶いません。この7日間、「何も予定がない」状況をどう過ごすか、それが私を苦しめました。大学院へ進学するため就職活動はなく、完全に、自分の行動が自分に任される期間になったのです。

春休み中は研究会の特別授業があるので、この2・3月中に25冊ほど本を読む予定になっています。まずは、その読書を一区切り終わらせました。そのあとは、疲れもありばたんと数日、死んだように寝続けました。何もしないで過ごしたのはいつぶりか、寝て目が覚めて、少し何かお腹に入れ、連絡を確認して、寝て目が覚めて、これだけを繰り返しました。世の中が忙しく動き続けている中で、休みたくても休めない人がほとんど、なんと贅沢な話だろうと思います。ですが目的もなく一人で過ごすのは私にとって苦痛で、漠然と不安が襲ってきて、おかしくなりそうでした。罰を受けているような気持ちになってきます。

映画を見るなど、時間があったらやりたいと思っていたことは沢山ありましたが、心が動きません。目が覚めるたびに、貴重な時間を無駄にしてしまったことが嫌で、さらに気分が落ち込みました。

なので、このままではいけない、何かしなければと思い、今日はよいしょ!と体を起こしました。しっかり朝ごはんを食べると、頭が動き出します。部屋を片付け、ルンバをかけて、床やタンス、置物まで全て布巾で拭いていきました。飼っているハムスターの部屋も、まるっと洗いました。

どこもかしこもピカピカにして窓を開けると、新しく澄んだ空気がすっと部屋を通ります。一気に心が晴れやかになり、鬱々としていたのが反転、なんでもできそうな気持ちになりました。人間らしい生活は、やはり活動あって成り立つのだと実感します。あと数日、時間を有効的に使って過ごそうと思います。

部活動へは、PCR検査を受け23日より復帰する予定です。お休みをいただいてしまった分、活動的に貢献して行きたいと思います。よろしくお願いいたします。