お菓子な幸せ

厳しい寒波が到来していますが、皆様ご無事にお暮らしでしょうか。

私は成人式の次は誕生日、そして期末試験とイベント続きの日々を過ごしております。1月20日が私の誕生日だったのですが、この日はフランス語と倫理学の期末試験を受けました泣

しかし、ニューヨーク校時代の友人たち、中学時代の友人たちが試験中あるいは試験直前で忙しいにも関わらず、誕生日会をそれぞれ行ってくれて、生まれて初めて「誕生日会はしご」というものをさせていただきました。たくさんの大好きな友人に囲まれ、たくさんのメッセージやプレゼントをいただいて世界一幸せな気分で20 歳の誕生日を迎えました。課題があったので夜中に泣く泣く帰宅をしたのですが、その帰路では最寄りの一つ前で降り、もらったプレゼントを抱き抱えて幸せを噛み締めながらスキップして帰宅しました。こんな温かい気持ちを、幸せをくれる素敵な友人や家族は何よりも大切にしなくてはならない存在だと思いました。改めて恵まれた出会いと素敵な友人、先輩、後輩、家族に感謝申し上げます。

さて、次のイベントはバレンタインです。私にとって重大なイベントです。なぜならお菓子作りが趣味の私は、さまざまなお菓子屋さんに足を運ばなくてはならないからです。街のお菓子屋さんがいつも以上に華やかになり、キュートなスイーツがたくさん並びます。また、デパートでもバレンタイン特集といってたくさんのチョコレート屋さんが出店するのです。私はそれを見てワクワクしながらどのお店で買おうかなと悩みます。そして、一つに決めきれず、奮発して気になるスイーツを片っ端から購入し両手に抱えて家に帰ります。可愛く並べて食べます。これが私のバレンタイン時期の過ごし方です。

しかし、ただむしゃむしゃと食べるだけではありません！いろんなお菓子を食べて次に作るお菓子、自分が作ったお菓子のレシピに足したら美味しいと思う材料、自分で作ってみたいと思うお菓子を探します。お菓子作りのエキスパートのお菓子から学んで勉強しているのです。自分で作るお菓子は、もちろん味はプロの足元にも及びませんが、甘さを調節でき、保存料も使わないので家庭的で優しい味になります。

お菓子作りというものはマカロン、シュークリーム、ブラウニー、ショートケーキ、チーズケーキ、タルト、シフォンケーキ、クッキー、パウンドケーキ何を作ろうかなーと考え始める時から出来上がって食べるまでの全てが甘い時間なのです。オーブンを開けたとたんに甘い香りで部屋が満たされる、あの瞬間が特に好きです。味覚、嗅覚、視覚だけではなく、思考や気分も甘い幸せに支配されます。日々の嫌な記憶や思い出の苦さを忘れるほどの甘さで満たしてくれるお菓子作りが大好きです。また、幸せなことがあった日に作ると気づくと鼻歌を歌ってるくらい最上級に甘くて幸せな気分になれます。皆さんもぜひ作ってみてください。

もっと上達したいので、独学ではなく教室に通いたいと思っています。とても美味しいタルトに出会えたので、今年は自分でも美味しいタルトが作れるようにタルト作りに力を入れたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、お風邪など召しませぬようご自愛ください。今回はこの辺で失礼致します。