平素よりお世話になっております。総合1年の島田です。
寒い日が続いておりますが、皆様におかれましては益々ご健勝のことと慶び申し上げます。

私事ではございますが、先日乱取り中に脳震盪となってしまいました。救急車での緊急搬送も初体験であり、大変な一日でありました。一連の対応を完璧にして頂いた望月主務、そして救急隊員の到着まで付き添って頂いたコリー先輩を始め、ご多忙の中連絡を下さった笹野監督や先輩方にはこの場をお借りして感謝の意をお伝えさせて頂きます。ありがとうございました。

症状は快方に向かっておりますが、首を痛めたためか原因不明の頭痛と倦怠感に悩まされております。今回のような対処の仕様のない怪我は肉体的なダメージもさることながら、精神的に辛いです。

打ち込みパートナーである澤田先輩は、そんな僕を案じて下さったのでしょうか。先日、名古屋名物の「赤から」を御馳走して頂きました。会話を盛り上げられるだろうか、という不安を忘れさせる程のトーク力に救われました。手羽先を20本注文された際は、僕もお店の方も思わず呆然としてしまいましたが、結局2時間の食べ放題コースで計鍋4人前、手羽先5人前、その他の品々をペロリと平らげてしまいました。恐るべし柔道部員。話の話題も柔道だけに留まらず、キャンパスライフ(恋愛)やご家族のお話など、普段では聞けないようなお話を沢山して頂き、なんだか元気が出ました。気兼ねなく悩みを相談できる先輩に恵まれていることを幸せに思います。

話は変わりますが、今回の一件を通じて、基礎技術の重要性を以前に増して痛感しました。基本である受け身をどのような技に対してもできるようにならない限り、同じような怪我を繰り返してしまうのは目に見えています。なにより、怪我というものはするよりもさせる方が辛いです。したがって、「怪我をしない、させない」ための努力が肝要なのだと考えます。復帰した暁には、徹底的に受け身の稽古に取り組みます。それまでの当分の間は大外刈りを実戦でかけきる、という目標はお預けとさせて頂きます。

などと息巻いてはおりますが、現在の僕は心身分離状態。心ばかりが先行してしまい、身体は恐怖したまま、と不本意ながらも不調が続いております。スランプもしくはイップスのようなものなのでしょうか。しかし、僕は「挑戦の漢」です。頑張ります。

拙い文章ではございますが、最後までご精読頂きありがとうございます。

先輩稽古の際に「部員日誌、良かったよ。」などとお声掛け頂き大変嬉しいです。

今回はここで失礼させて頂きます。

おわり。