こんにちは。商学部2年入道です。
今回の部員日誌では前回に引き続き音楽の話、中でもジャンルについて話をしようと思います。
音楽には色んなジャンルがあります。JPOP、HIPHOP、邦ロック、KPOP、クラッシック。私は元々邦ロックを好き好んで聞いていましたが、ここ半年くらいHIPHOPも聞く様になりました。
きっかけは完全に友達の影響です。
その友達は「HIPHOPな生きた方がいい」ととある事に説いて来ます。しばらくはHIPHOPな生き方ってなんだよ。別にHIPHOPなんて聞かないしな。まあ趣味は人それぞれだし。HIPHOPはお洒落でいいと思うけど、あまり興味も持たず、影響されて聞く事はありませんでした。
しかし、唯一良いなと思うラップがありました。歌詞を紹介したいと思います。
言われ慣れた散々
「ヤバイよアイツ」
99よりも1%のスタイル
理解なんて要らない いざ参る
黙ってやれ そんだけ
だって そんなもんだぜ
だって そんなもんダセー
『黙ってやれ』般若
これを紹介して貰った時はちょうど3年生が就活を段々とはじめ、来年の今頃には将来の事について決める時なんだなと感じ、何かと不安になっていた時期でした。そんな時に出会ったのがこの歌です。
黙ってやれ そんだけ。当時の私には「何をつべこべ考えているんだ。とりあえず目の前にあるすべき事をやれ。周りの事なんて気にするな。そんなんじゃダセーぞ。自分を貫け。」と、言ってる様に感じました。つべこべ考える前に目の前の事(当時は早慶戦)に集中しようと心から思う事が出来ました。その後、この歌を知ってから一か月は稽古に行くときに毎日聞いていました。
後々調べてみるとこの歌は「ジムに行くのがしんどい、けど行かないと後悔をする。黙ってやれ。」という気持ちを歌ったのがこの歌です。稽古前にピッタリですね。
この『黙ってやれ』を聞いてからHIPHOP悪くないな。ていうかいいじゃん。と思う様になりHIPHOPを少し聞く様になりました。
前回の部員日誌で書きましたが、音楽には多くの影響力があると書きました。特にHIPHOPは歌詞(リリック)一つ一つに感情が籠っていて自分に突き刺さる言葉が多くハマりました。
私なりにHIPHOPは、過酷な環境を乗り越えてきた、自由に生きる姿、金がすべてではないこと、仲間や家族の大切さをカッコつけたり偽ったりする事無く等身大で本音やリアルを歌っていると感じました。
歌を聞いていくうちにHIPHOPな生き方の意味も何となく分かって来た気がしました。過去に囚われる事無く、それまでのダサかった自分やコンプレックスを全て受け入れ胸を張って嘘偽りなく全力で生きる事がHIPHOPな生き方なのでは無いかなと思っています。その考えを持ち始めた辺りから自分により一層自信を持って生きる事が出来ました。しかし、友達に紹介して貰ったHIPHOPも良いけど、自分に正直になった結果これまで好きで聞いていた邦ロックがちゃんと好きなんだなと感じました。
バンドのライブに行き、その場で音楽を感じて沢山のパワーを貰いまた頑張ろうと思う。これが今の私にとって人生を豊かにする道具。「音楽」なのでは無いかと思います。
今後も邦ロックが好きでありながらHIPHOPに生きて行こうと思います。
おしまい。