こんにちは。法学部3年猪熊彩です。
先日、歴史ある三田体育会総会・理事会が三田キャンパスで開催され、受付を務めさせていただきました。先輩のお気遣いのおかげで会にも少し出席させていただいたのですが、会の締め、先輩方と応援指導部が若き血、塾歌、慶應讃歌を円になって歌う姿を見て「こ、これが三田体育会か!!!」と終始圧倒されていました。会には理事、OBの方が大勢いらっしゃってとても緊張していましたが、柔道部の先輩方の姿を見て安心するとともに、私は(良い意味で)とんでもない組織に属しているんだ・・・と実感しました。そして、部の一員として、もっと貢献しようと心から思えましたし、残り一年でできる限り実行します。マネージャーの仕事はとても見えにくいです。仕事の範囲が決まっている訳でもないし、マネージャーにしかできない仕事なんていうものはありませんが、ちゃんと柔道部に愛が芽生えてしまったので、貢献します。
さて、部員日誌を書きたいと思います。
私は興味の対象が頻繁に移り変わる方で、本当に好きなこと・もの・ひとは限られています。本当に好きって何、ってかんじですが。何かハマっているものがあったとしても、私はそれを「好き」ではなく「ハマっている」と表現します。それを本当に好きな人に失礼な感じがして、好きのハードルを高く設定しています。
だからこそ自分が本当に好きなものは自分の中で大切にしています。だからカラオケでもリアルに聴いてる本当に好きな曲は入れないし、本当に好きなアーティストの話は日常会話の中でしたくありません。もっと言うと、自分が好きなこと・もの・ひとの話はそれらに興味を持ってくれるだろうと自分が信じている人だけに話したいとさえ思います。一言で言うと、相思相愛の人?(恋愛的な意味ではなく)
でも誰かと慣れ合うために、趣味嗜好を紹介しなくてはいけない場面は否応なく人生で何回も訪れます。(例えば、初対面の人に好きなアーティストを聞かれたり)でも好きなアーティストのどの曲が好きなのか、好きな映画のどんなところが好きなのか初対面の人に語るわけにはいかないし、日常生活のちょっとした会話の中でも言い尽くせるわけないと思うんです。だからどの曲が好きなの?と聞かれても一番好きな曲なんて選べなくて、悩んでしまった結果、全部、と答えるしかなくてにわかだと思われたり(!)その人のどんなところが好きなの?と聞かれても魅力を一言でまとめるしかなくて雑な言葉で表現した結果そんなに好きじゃないと思われたり(!) 「好き」を大切にしているからこそ、自分が好きな人の好きなこと・もの・ひとのことはちゃんと知りたいです。友達のプレイリストを見たいなと思うのはその人の本当の「好き」を知りたいからです。
好きなことについての部員日誌は長くなりそうです。次回書いてみようかな・・・
部員日誌は文体や話題など、個性が顕著に表れますよね。部員日誌を読むと、この人は今これに一番頭のリソースを割いているんだ、とか、この人は部員日誌を大切にしていて自身の自己表現の場としているな、とか、この人部員日誌どうでもいいと思ってテキトーに書いているな、とかいろんなことが見えてしまう気がします。テキトーに書いている人を批判しているわけでは全くないです。正直私も期限に追われて日誌をテキトーに書いたことはあるので、そんな権利ありません。どのくらいの時間を割いて部員日誌を書くのか、この場をどう捉えるかなんて自由だと思っています。でも、ちょっともったいないなとは思います。部員日誌というのは編集可能で、考える時間が与えられているため、どういう風に自分を見せるかプロデュースしやすい場なのに、テキトーに書くのはもったいないと思うのです。また、部員日誌を通した自己の見せ方、ということを考えると文章のその性質故、誤解されることも念頭に置きながら少し慎重になって書くことも必要だと思ったりします。
次回の部員日誌は好きなことについて、うーん、いや、本名と所属組織を明かしながら自分の思想をインターネットでお披露目できる貴重な機会として部員日誌を書いてみようかな・・・