こんにちは。2年の成宮陸雄です。昨日から大学の授業が始まり、私も本日から授業に参加しました。キャンパスを歩く人の多さには驚きましたが、大教室で大勢で受講する授業は新鮮で、今更ながら自分が大学生であるという実感が湧いてきました。柔道部にも新しく1年生が3人加わりました。昨年より一層充実した年にできるようにしたいものです。

先日、とある事情により私はAppleに電話をかける機会がありました。このように会社などに電話で問い合わせなどをすると、大抵電話を担当の方に繋いでいただくまでに少々待ち時間があり、その間にクラシック音楽などが保留音として、無機質な電子音で繰り返し流れてきます。ところがAppleの場合、番号を選ぶことでポップス、クラシック、ジャズの中から保留音を選択できるのです。電子音ではなく実際の曲が流れ、曲も繰り返しではなく、そのジャンルの曲をフルで何曲か聞くことができました。おかげで退屈することなく待ち時間が過ぎ、その後もスムーズに対応していただき、とても助かりました。数分足らずの待ち時間でも人を退屈させないための工夫が凝らされているところに、世界をリードする企業のこだわりを感じました。

このような些細なところに気を配り、工夫しより良いものを作り出そうとする姿勢は、人やものを成長させる大きな要素の1つであると思います。細部にこそ神は宿ると言われますが、何事も小さなこと、細かなことの積み重ねであると思います。それらの積み重ねなくして大きな成功を収めることはまず不可能ではないでしょうか。さらに、これができる人は成長を止めることがありません。常に何かしらの改善点を探し、より完璧に近い状態に近づこうとする努力を決して怠りません。完璧なものなど存在しないとか、欠点のない人なんてつまらないとかよく言われますが、完璧を目指して悪いはずがありません。現状に満足せず、更に高みへ。Appleの保留音も、その姿勢の表れなのだと思います。

授業に稽古と忙しい年になりそうですが、どちらとも抜かりなく、常に高みを目指していこうと思います。決意表明にしてはやや遅い気もしますが、精進してまいります。

今回はこれにて失礼いたします。