こんばんは、商学部2年の南雲です。

ここのところ寒さも和らぎ春の陽気を感じられるようになりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。春は、新しい出会いが生まれることで将来に向けての希望も芽生え、さらにはその穏やかな気候の過ごしやすさも相まって、皆さんの中にも好きな季節として選ばれることが多いかと思われますが、どうも私はこの春という季節が好きになれません。

その大きな要因になっているのが花粉です。私は物心ついた頃には既に花粉症に苦しめられており、春から秋にかけてほぼ全ての花粉に反応してしまっていたのですが、特にこの時期になると、小学生の頃からボックスティッシュ、点鼻薬、目薬を持って通学するのが日常で、どれか1つでも忘れた時は学校生活がまさに地獄そのもの。何度この世から春という季節が消えればいいのにと思ったかわかりません。しかし、春を恨んだところで花粉が消えるわけもなく、かといって花粉症はウイルスでも細菌でもないため根治できるわけもなく、「ああ、これは一生付き合っていかなきゃいけないんだなあ」と子供ながらに半ば悟りの境地に達していたわけなのですが…

そんな私に救いの手が差し伸べられたのが、私が中3の時でした。この時期ちょうど埼玉の実家から今住んでいる東京に引っ越したのですが、引っ越した先で花粉症の薬を出してもらっている病院の先生から、「花粉症根本的に治せますよ〜」という話を聞いたのです。「そんなことできたら今まで苦労してないよ…」と訝しむ一方で、これで本当に治るなら…と藁にもすがる思いでその日に検査を受け、その日から治療を始めました。

ただ、この花粉症というやつはそう簡単に治ってくれません。とにかく時間がかかります。毎日薬を1日1錠飲む生活がかれこれ5年以上、今も続いています。薬を飲むと言う行為自体は小さい頃から花粉症の症状を抑える薬を飲みまくっている分、別段抵抗はないのですが、毎日症状の有無に関係なく365日飲み続けなくてはいけない分、とにかく薬の飲み忘れが頻発します。特に症状がない時に薬を飲むのを思い出すのって本当に至難の技なんです(経験者の方はもしかしたら共感していただけるでしょうか…)

と、本題から少しそれて後半から治療の愚痴になってしまいましたが、結果として初春のスギ花粉、夏のイネ科の花粉、秋のブタクサ花粉の反応は時間こそかかりましたがほぼ症状が出なくなりました。これだけでも本当に頑張った甲斐がありました。が、肝心の春のヒノキの花粉だけがどうも治ってくれません。ダメじゃん…

私が春という季節を好きになるのはもう少し先になりそうです。書くことが無さすぎて花粉への恨み辛みを書き殴ったような内容になってしまいましたが、本日はこの辺りで失礼致します。

終わり