こんにちは。法学部法律学科一年野上恭平です。最近は寒かったり暖かかったりと三寒四温という言葉の意味を身を持って感じています。早く暖かくなってほしいと思うところですが、花粉との戦いが待っているため憂鬱でもあります。
話は変わりますが、ここで私の父について少し話をさせていただきたいと思います。私の父は小さい頃は野球、高校、大学はテニス部に所属していた格闘技とは無縁の人でした。そんな父ですが私の高校入学を機に、46歳にして柔道をはじめました。そこからが怪我とは無縁だった父の苦難の道始まりでした。まず柔道を初めて三ヶ月で鎖骨の骨を骨折しました。年齢もありこの鎖骨が治るまで半年ほどかかりました。やっと鎖骨が治り、柔道を再開すると組手の際に二本指の骨が折れ、その破片が神経にあたってしまう寸前であったため一時は手術を検討しました。なんとか自然治癒で完治したものの、もうすでにここまで柔道をしている期間よりも怪我をしている期間のほうが長くなってしまっています。その後はコロナの影響で2年ほど休止していました。コロナが落ち着き柔道が再開して半年ほど経った、先週また新たな怪我をして帰ってきました。鼻の骨の骨折でした。病院の先生に、ここまで折れることは中々無いと褒めていただけるほどの折れ方だったようです。実働一年で四箇所の骨を折ってしまった父ですが、46歳から始めた柔道で諦めずに続け黒帯を取ることが出来ました。黒帯になると見た目で手加減してもらえないのでこれから怪我が増えて行かないか心配でありますが、父と一緒に柔の道を歩けるのは少しうれしくもあるのでこれからも頑張って欲しいところです。
長くなってしまいましたが、ここで終わりにさせていただきたいと思います。つたない文章でしたが、ご精読ありがとうございました。