こんにちは。1年の成宮陸雄です。最高気温が10℃を上回る日も多くなり、春が来たと思っていたのですが、昨日今日は風も強く、やや肌寒い日が続きました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日、塾柔道部の新トレーナーに就任された渡邉勇人さんが道場にお越しになり、ストレッチやトレーニングのフォーム等の講習をして頂きました。大変親しみやすい方で、分かりやすく指導して頂いたので、今後はより一層トレーニングに励んでいこうと思います。

とはいえ、柔道の稽古に加えてトレーニングを行うというのは本当に大変なもので、トレーニング場にいるといつも誰かの叫び声、うめき声が聞こえてきます。このようなトレーニングなどの際にあげる声には、「シャウト効果」と呼ばれるものがあり、声を出すことによって、脳が運動を制御するある種の「リミッター」を瞬間的に解除し、筋肉の力を限界まで引き出す効果があるそうです。しかし、声の発し方は人によって様々です。柔道で技をかける際にも「やぁぁ!!」という人と「よいしょおお!!」という人がいます。私が人類最強だと信じて疑わない室伏選手は、ハンマー投げをするとき「ア゛アアアアァ!!!」と雄叫びをあげています。なかやまきんに君は「やーーー!!」か「パワーーー!!」ですね。私の1つ下の後輩の入道は、ダンベルカールをしている時に「ドゥレェェイ!!」と言っていました。では、どの声が1番良いのか。まず「ドゥレェェイ!!」ではなさそうですが、どんな声の出し方が1番力を発揮できるのでしょうか。

ある研究では、「あ」「い」「う」「え」「お」の母音別にシャウト効果による筋力の増加量の検証を行った結果、1位は「い」2位は「え」、順に「あ」「お」「う」という結果だったそうです。私としてはまさかの結果です。室伏選手がハンマー投げの時に「イ゛イイイイィ!!!」とかいっているのはちょっと違うと思います。「エ゛エエエエェ!!!」もしっくりきませんね。別の研究では「アッ!!」や「ウッ!!」など、ごく短い発声が筋力をよりアップさせたそうです。

とはいえ、基本的にはどのような発声でもシャウト効果はあるようです。私も自分なりの「シャウト」を見つけてみようと思います。

今回はこれにて失礼致します。