就職活動情報解禁を経て、同期が本格的に就職活動に腰を入れ始め心なしかピリついている空気感の中、一人だけ比較的気楽でいるピーダーセン理皇です。というのも、実は引退後にイギリスに留学に行く予定で、就職は随分と先のことなのです。ですが留学にも、IELTsというイギリス版tofelのような英語試験の高いスコアが求められるため勉強に励んでいます。

英語を勉強していて、スピーキングやライティングを行う中で英語を生み出すことの難しさに直面しています。中学生の頃から英語に触れることは好きで長く英語文化に触れてきたのですが、英語を集中的に勉強したのは今回が初めてのことで、英語でものを考え、書き、話すという事がいかに難しく感覚的にできるものではないかを実感しました。今勉強していることが英語でものを考えることにつながるのか、感覚的に英語を使いこなせる日が来るのかなど不安で一杯です。

しかし、柔道に置き換えて考えてみると、練習の継続が今の感覚的な柔道スキルを向上させたのはいうまでもありません。さらに週に4日練習に取り組んでいた時よりも週に6回の稽古がある今の方が、無意識的に技もだせ的確な動きができるようになったと感じます。ピアノの練習においても、曲の練習始めには楽譜を読みながらしか弾けなかった曲が、練習を通して発表会前までには考えなくても目を閉じても弾けるほどに向上していました。この、練習の継続が感覚的で無意識的なスキルを培うということは、常識的な考えではありますが、自分の人生経験に照らし合わせるとより練習、勉強の継続及び強度の大切さを実感できました。練習は不可能を可能にす、という小泉信三さんの言葉は小学校の時に教わりましたが、その言葉の真意を20歳も終わりかけにやっと少し理解できた気がしました。これは流石に達成出来ないなと思う目標があったとしても、意外と取り組みが足りてないだけなんじゃね?続けてればいつの間にかできるもんだ、と思うことにしました。この気づきを英語学習と、最後の8ヶ月の現役生活に存分に生かしたいなと思います。

PS
もうすぐ誕生日です。
森井はもうお祝いの準備を始めているそうです。
楽しみにしております。