みなさんこんにちは、クリスマス大寒波と称して-20度越えを記録しようとしている中、見事に喉をいわしてしまった環境情報学部3年の陶です。みなさんも寒い雪国で冬を越す際はお気をつけください。
さて、私がカナダでてんやわんやしている最中にも、尊敬する先輩、頼れる同期、頼もしい後輩たちは早慶戦さん連覇、男女アペックという偉業を成し遂げたようですね。これもひとえに僕が念を送っていたおかげですかね。口が過ぎました。いよいよ私たちが最上級生となり後輩を引っ張っていく番です。今日はその意気込みでも語ろうかと思いましたが、見れば新幹部をはじめ皆が多彩な文章を繰り広げており、おそらく後半にも面白みあふれる文章が並ぶかと思われます。そこで今日は本の箸休め、僕の他愛ない無駄話でも聞いていただこうかと思います。
前回の部員日誌からまた少したち、私は今バンクーバーオリンピックの開催地でもあるウィスラーに引っ越しています。理由はもちろん、短期間ですが、僕の第二の特技スノーボードに打ち込むためです。学校の授業はオンラインとなり少し難しい局面もありますが、何とか両立できていると信じたいです。
そんな一見幸せそうな毎日を送っている私ですが、柔道部の活躍を見ていると胸がざわつく時があります。史上初の快挙、新チーム杉村の始動、前まで一緒に走っていた同期の背中を追いかける立場になるとどうにも不安が押し寄せてきます。思えば今年の8月に、柔道部の方々に理解をいただいて日本を経ちはや5ヶ月が経ちました。僕はどれだけ成長できたでしょうか、日本に帰ってきた時またみんなと肩を並べられるでしょうか、不安で不安で仕方がないです。学年での連絡チャットか日に日に活発になり、皆が前を向き新時代を担う一翼としての熱意がひしひしと感じられる中で僕は一人何をやっているんでしょうか。時々自分で答えが見つからなくなってしまいます。
こちらにいるとクラスメイトは優しくこう言ってくれます。
Ryukiはすごい。学校に仕事に、自分の好きなことまでやって、たった5ヶ月でそこまで英語もできるようになって、本当にお前はすごいよ
でもね、僕はその度に思うんです。
自分は全然すごくない。日本にいた頃自分の周りには、その全てを当たり前のようにやってのけた同期や先輩、後輩たちがわんさかいたんだ、それに比べれば僕の行動なんて大したことない、僕の理想からは程遠い
って、
どっちが正しいかはわかりません。もしかしたら私の思い過ごしでほんとに僕ってすごいのかもしれません。
でも一つだけ言えることは、“まだ足りない”。
大それたことは言えないし、残りの8ヶ月間の計画なんてあってないようなものだけれど、もっと自分を追い込んで、いざ日本に戻ったときにまたみんなと肩を並べられるように、チーム杉村に遅れを取らないように、一人鍛錬を重ねていきたい、そう思った今日この頃です。
どうも、盛大な無駄話にお付き合いくださりありがとうございます。また明日からは才能あふれる文章が続きますので、皆様乞うご期待です。では、