こんにちは、1年の成宮です。9月も下旬に入り、大分過ごしやすい気候になってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は、小林、櫻井が先日の日誌に書いたように、私を含め同期5人で奥多摩にキャンプに行ってきました。そこで、今回は私なりの”キャンプあるある”をいくつか紹介させていただこうと思います。

・キャンプ場に着いた瞬間がテンションのピーク:都会を離れ、木々に囲まれ、綺麗に透き通った川が流れる自然の中。キャンプ場に着くとどうしてもテンションが上がってしまいます。我々のような初心者ではなおさらです。荷物を放り出し、あらかじめ水着を着てきて川に飛び込む者、映え写真をSNSに投稿するため写真を撮りまくる者、とりあえず歌を歌う者。盛り上がり方は人それぞれですが、キャンプ場についてまずすべきことは「テントの設営」です。楽しむのはもちろん大切ですが、初心者はテントを貼るだけでも大分時間がかかり、遊んで体力を消耗すると大変です。山に囲まれたキャンプ場は日没が早く、灯もほとんどないため、暗くなる前にテントの設営の他にも多くの作業を済ませる必要があります。キャンプ場についても盛り上がりすぎず、速やかにテントを設営し、キャンプを楽しむ環境を整えられるかが、初心者と上級者の分かれ目と言えるでしょう。

・なぜかつかないライター:キャンプといえば焚き火、と思う方も多いと思います。火を起こして焚き火をつくるのは、テント設営と並んで重要な作業ですが、これがなかなか大変です。ライターがあれば楽勝だろう、と思うかもしれませんが、そのライターが肝心な時に限ってつかないことが多々あります。今回もつきませんでした。キャンプに行く際はライターを複数持っていくのがおすすめです。ちなみに今回は、調理用のバーナーで薪を燃やすという力技で無事に火を起こすことができました。

・「焚き火の守り人」:火を起こすことができても、その火を絶やすことなく焚き火を安定させるのにはそれなりの技術がいります。その技術を持つのが「焚き火の守り人」です。タイミングよく薪をくべ、火に酸素が十分に行き渡るように炭の位置を調整し、BBQなどの調理や暖を取るのに欠かせない安定した焚き火を提供してくれます。初心者の中にも素質を持つ者がいる場合があります。ただし、一度焚き火の守り人になってしまうと焚き火の番をつきっきりでしなければならなくなる場合があり、川遊びなどには十分に参加できなくなる可能性があります。周囲の人は焚き火の守り人を全力でサポートしてあげてください。※「焚き火の守り人」という名前は私が勝手につけました。専門用語とかではありません。

・意外に熟睡できる:地べたにテントと寝袋だけで眠れるのか、と言われることがよくあります。マットレスなどの装備をしっかり揃えれば、十分に睡眠を取ることができます。そして朝日とともに起床するのですが、スマホのアラーム音で起こされるのではなく、自然の光に包まれることでスムーズに快適に起床することができます。

・最後の難関「撤収」:結局一番面倒なのが撤収です。テントや寝袋などを干して畳み、もともと入っていた袋に収納するのですが、これらのキャンプ用品は非常にコンパクトに収納されています。しっかり空気を抜いてきちんと畳んで収納する必要があります。しかし、どうやってこんな小さな袋に詰め込んだのか、ここまでコンパクトにする必要があったのかと思うほど、袋に入れるのに苦労します。キャンプに行く前に一度袋から出して、収納する練習をしておくと良いかもしれません。

今回はこれといったトラブルもなく、思い切り楽しむことができました。今後も時間があればキャンプに行って経験を積み、キャンプ上級者になれればと思います。

今回はこれにて失礼致します。