こんにちは。ついに自動車免許取得のため車校に通い始めた今浪です。
就活を終え生活が若干落ち着いたので、読書をする余裕が出てきました。実用書や自伝、資格試験の参考書など多くの本に触れていますが、本日は特に小説についての日誌を書かせていただきます。
最近私が読んだ小説は伊藤計劃の「ハーモニー」です。
まず、ハーモニーについて。この小説では、健康志向が極限まで追求され、ほとんどの病気や健康リスクが未然に防がれるようになった世界が舞台となっています。誰もが健康であることを理想とし、全国民の体内に埋め込まれた「WatchMe」という機器よって、食事や行動を制限され、また負の感情を抱くことさえも許されない。そんな管理されすぎた世界に疑問を持った女性達の物語です。
私はこの小説を読んで、人々が支え合うことの本質とは何か。幸せとは。今後の人生設計はどうするべきなのかなど、他にも様々なことを考えさせられ、読み終わった後の数日間、ずっと物思いにふけっていました。
私自身、考えさせられる小説が好きで、このハーモニーは今までの人生で読んだ中で一番おもしろかったと言っても過言ではないと感じています。ご時間があれば、ぜひ読んでいただきたいです。
今後も読書を習慣的に行い、考えることをやめない人生を送れたらなと思っています。それでは。