この度慶應義塾体育会柔道部主務を拝命しました、栗田愛弓です。

まずは昨日の早慶戦、オンラインで配信という形にもかかわらずたくさんの方に応援していただき、大変嬉しく思います。ありがとうございました。

そして大好きな4年生の先輩方。
よくわからない神奈川の県立高校から突然柔道部にやって来た私を優しく迎え入れ、見守って、たくさん可愛がって、時には厳しく接してくださりありがとうございました。先輩方の後輩になることができて、私は幸せ者です。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました。これからもずっと、よろしくお願いします。

 

今回の代交代にあたり、なんで主務やりたいのってよく聞かれてきましたが、聞かれる度になんでなんだろう、と思っていました。だいぶ無責任な言い方ですが、、
やりたいと思ってはいても、明確な何かをしたいからなりたかった、という訳ではなかったんです。

でも最近ちょっとずつわかってきて、それは、

私にしかできない方法で柔道部に貢献したい

からなんだろうなと思います。

 

私に大した能力はありません。
要領良く仕事ができるわけでもなければ、英語が堪能な訳でもない、というか何かに秀でているわけでもありません。

でも、柔道部が大好きだってことは胸を張って言えます。

私自身、これまで幾度となく柔道部に支えられてきました。本当に柔道部に入って、みんなと出会えてよかったなと日々感じています。だからこそ何か1つでも部のためになることをしたい、残したいと考えています。

色々な立場、状況に置かれた人が集まっていますが、
せっかく週6日も会う相手。
だからこそみんながこの部に入ってよかったと思えるような
そして、これから入ってくるであろう子たちにも入りたいと思ってもらえるような

もちろん今までもそうだったし、だからこそ私も柔道部のことが大好きになったんですが、、
みんながさらにそう思えるような部活を作っていく手助けをしたいなと思います。

 

 

最後になりますが、

私は本当に周りの人に恵まれています。こんな私のことをいつもいつも助けて見守って居場所を与えてくれるみんなに囲まれて私は幸せです。
恩返しという言葉は少し違うかもしれませんが、
みんなが私にくれたものに少しでもお返しするために

 

初心を忘れず

敬意と感謝の気持ちをもって

柔道部を、そして体育会を、裏から全力で支えられるよう精進いたします。

そしてなにより1部員として、残された1年間、下手なりに柔道と向き合い、チームに少しでも貢献できるよう精進します。

 

 

早慶戦まであと1年。

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。