さじ加減

こんにちは。二年の篠原です。
寮にご飯がついてから体重が5キロ増えました。柔道は、ラグビーやアメフトのように太ってなんぼのスポーツでもないのでこれが一概に良いこととは言いきれませんが、早慶戦に向けての増量と思えば利点の方が大きいでしょう。

さて、最近寮ではスマブラが流行っています。MAX8人まで同時に対戦できるテレビゲームです。暇さえあれば人を集めてスマブラです。

僕は全くの初心者で、最初はボコボコにされながら、何となくやり方を覚えてきました。スパルタ教育のおかげで、今では少しずつ楽しめるくらいの実力になりました。

ゲームのような娯楽はさじ加減が非常に難しいと思います。僕は幼少期、ゲーム、漫画、アニメ、バラエティー番組には0に等しいほど触れませんでした。両親にやらないことを強制されていた訳ではありませんが、自然とそういうものから遠ざかった生活を我が家はしていたと思います。

もちろん、ゲームやアニメに対して、羨ましいという感情が無かったわけではありません。常識知らずとバカにされることもありましたが、他の人から見たら禁欲生活とも言えるこの環境を僕は小さいながらに誇りに思っていた節はあります。

ただ、今になって色々な者、人と付き合うなかで、ゲームやアニメ、漫画から学べる知識量はバカにならんと痛感します。僕は小中学校で一生懸命学校の勉強はしましたが、雑学的なものは非常に薄く、未だに普通の人より知らないことが多いと感じます。全てが漫画、アニメのせいとは言えませんが、知識不足の一因とは言えると思います。

これらの娯楽が人格形成に問題を与えるという説がありますが、ゲーマーの長田先輩、アニメ好きの内田先輩、どちらも本当に素晴らしい方々です。

ゲームによる視力低下を懸念する声もありますが、ゲーム、アニメ、漫画の３要素で秀でた知識を持つ同期の岡崎は未だに視力検査で最高の数値を叩き出します。

これだけ色々かきましたが、なんだかんだ言って、個人的にはこういった娯楽に対して多少の非容認派です。
ただ、息抜き程度に楽しく出来るなら、わざわざ強制してまでやらせない理由は無いなと思うまでです。

まだ20年しか生きていない僕に何が正解なのか分かりません。ただ、固定概念にとらわれすぎて経験の無いまま死ぬのも嫌だし、欲望のままに生きて破滅するのも嫌です。

皆様はどう考えるでしょうか。

まとまらないので疑問形式でしめさせていただきました。ご意見お待ちしております。

追伸:同期の宮下が本日誕生日を迎えました。おめでとう。