おはようございます。平山です。
先日、日本武道館で東京学生柔道選手権大会が行われました。私自身は出場できませんでしたが、同期たちが学生最後の個人の大会に臨む姿を見て色々な感情がこみ上げてきました。私は中学から、他の人たちは小学生の時から続けてきた柔道がもうすぐ終わろうとしているのです。
柔道を始めて、私は大きく変わりました。柔道を始める前は、帰宅部でゲームセンターに通い太鼓の達人をプレイする日々を送っていて、柔道のような厳しい世界とは無縁の人生でした。しかし、柔道部に入り、ランニングやトレーニングのキツさ、食トレのキツさ、皮膚病のキツさ、打ち込みのキツさ、乱取りのキツさ、そして試合のキツさを知りました。しかし反対に、投げた時の気持ちよさや抑え込んだ時の気持ちよさ、試合で勝てた時の喜びも知ることができました。
私は柔道というものに出会って、他の人生では体験できない「経験」という財産を手にしたのです。そんな柔道を続けたくて一生懸命受験した塾高、柔道を始めていなければ辛い受験勉強にも耐える事ができなかったと思います。自分が柔道を始めていなかった世界線を考えると恐ろしいです。
また、柔道を通じて得たものは経験だけではありません。「仲間」です(クサイこと言って申し訳ありません)。私が先日、友人の紹介で女の子と1回目会って良い感じだった時、仲間は祝ってくれました。2回目会った後、その子に告白もしていないのにLINEで振られた時、仲間は励ましてくれました。暖かさが沁みてくるようです。ありがとう。不甲斐ない限りです。次のチャンスがいつ来るかは分からないけど、また宜しく頼みます。
残る部員日誌はおそらく2回です。歴代の先輩方は最後に素晴らしい日誌を書き残しているのでプレッシャーを感じています。何はともあれ、残りあと約3ヶ月弱、宜しくお願いします。