こんにちは、4年の須永廉也です。

先日の東京都学生では、たくさんの応援ありがとうございました。

結果で恩返しすることができず、ただ悔しいです。残り2試合、挽回できるようにもう一踏ん張り頑張りたいと思います。

東京都学生での試合を通じて、自分の「自信」のなさを痛感しました。

相手と比べ技術的な部分で劣っていた、足りなかった部分もありましたが、それ以上に根本的な原因が自分で自分を信じられていなかったことが勝敗を分ける大きな要因の一つであったと思います。

自分の実力さえ出せれば、相手を投げることができる。トップの相手でも対等に勝負できる。絶対に勝てる。そういった自信が足りませんでしたし、それだけの自信を培うための稽古も圧倒的に足りてませんでした。

精神論になってしまうのは嫌ですが、いざ試合で技が単発になってしまったり、釣り手を上から持った状態で妥協してしまったり、二つ組む時間が少なかったりといったような状況になってしまった。それらには確実に自信のなさが影響していたと思いますし、その結果負けてしまったのだと思います。

思えば昔の私は、めちゃめちゃ弱いくせに無駄な自信だけはある選手でした。

しかし、強豪大学に行った同級生を見たり、就職活動を経て柔道のことを考える時間が減ったり、周囲からの目線や言葉を気にしすぎたりして、いつのまにか自信を持つことも諦めた小さな人間になっていったのだと思います。

残りの体重別団体と早慶戦でも、自分より格上といわれる相手と戦うことになると思います。そのような相手に勝つためには、まず自分だけでも自分の勝利を信じ抜くことが必要不可欠だと思います。本気で自分を信じて、勝利を信じて仕掛ける攻撃や技でこそ、相手をプレッシャーを与え、投げることができると思います。

自信を培うためにも、自分の稽古の量と質を今一度見直す必要があります。

幸い、今週の出稽古期間でまだまだやりあえるということを改めて感じられましたし、きっかけを掴むことができたと思います。

残り2ヶ月、最後の最後まで強くなれるよう稽古に励み、残り2試合絶対勝ちます。

自分が一番自分を信じる!

 

 

(不本意ながら小野とテーマが被ってしまいました。ごめんなさい。幹部全員が体重別団体の選手入りを果たしたこと嬉しく思います。頑張ります。早慶戦では、同期全員が選手として一緒に戦うことができたら嬉しいです。)