ご無沙汰しております。慶應大学文学部三年、松永蓮太郎です。去る6月24日、全日本学生無差別団体が行われましたが、今回の日誌では大会のご報告と自身の思いを書きたいと思います。
まず、既にご存知ではあるとは思いますが我々慶應大学柔道部は一回戦で敗退を喫しました。内容は2-1と厳しいものでチーム慶應の積み上げてきたものが試合結果に出たと思い、現状を受け止めなければいけません。この結果を突きつけられた上で僕の考えを書きます。
端的に言えば楽しかったです。
何を言っているんだと思う方が大半だと思いますし、責任感が欠如していると思われて当然かもしれませんがそれでも尚あの雰囲気を楽しまずにはいられませんでした。
一番身近にお世話になった先輩、苦難を乗り越えた同期、自分たちを追いつき追い越さんとする後輩たちと慶應の名を背負い大きな舞台に立ったこと、観客席や画面越しにはそんな自分たちを應援してくださる仲間や先輩方がいてくれること、これ以上に幸せなことはないと思います。
勿論、勝利を期待されていたのは分かりますし、勝利を報告できるのが一番ですが、多くの仲間とやってきたことと自分が恵まれていることを実感できた、これだけで大変実りのある時間だったと思います。
思うに強さとはそんな感覚の中で育まれていくモノなのかもしれません。ドラマを背負っている奴が強いと以前にもお話ししたと思いますが、僕にとってのドラマは仲間と会えて切磋琢磨し、そんな仲間に期待されて試合をすることにあると思います。
だからこそ仲間との繋がりを実感できた僕はまた強くなれる気がします。日々の稽古でまたドラマを創り上げたいです。
仲間たちに今一度感謝を伝えます。
一緒に稽古してくれてありがとう。
頼りにしてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
自分のために、仲間のために、
強くなるために、幸せを実感するために
感謝して精進する事が期待に応える第一歩ではないでしょうか。
モってるチームとは全員がその意識を持つ事で成り立つと考えます。
クサいことを書きましたが、また心機一転頑張りましょう。今後とも宜しくお願いします。