おはようございます、商学部3年の平山です。この度、公認会計士試験に合格したことをご報告させていただきます。合格発表の際は、柔道部の皆んなに祝ってもらえて本当にこの上なく幸せな瞬間でした。試験を乗り越える事ができたのは、両親の存在はもちろんですが、柔道部の先輩方、同期、後輩たちが受け入れてくれたから、応援してくれたからに他ならず、感謝してもしきれません。そのため、ここからは私が皆さんに恩返しさせていただこうと思います。

恩返しの方法は1つです。それは、私が強くなって柔道部の戦力になること。単純ですが、厳しい話ではあります。でも、夢でもあります。この試験で犠牲にしたものは多いですが、得られたものもまた大きく、「これ以上頑張る余裕がないほどに頑張って目標を達成する」という人生において最も贅沢かもしれない経験をすることができました。そして、幸いなことに私はまだ3年生です。あと1年、柔道と向き合う時間が残されています。私は、柔道人生が残り1年しかないのであるならば、その1年が終わった後やその先で、「私は柔道を頑張っていました」と胸を張って言えるような1年を過ごしたいし、過ごさなければならないと考えています。

「柔道が弱い」という劣等感は、公認会計士試験に合格したからといって拭えるものではありません。柔道で勝つことでしか払拭できないし、自分を満足させることはできません。もしかしたら、全然強くなれないかもしれない。でも、あの時努力していればなんて後悔は絶対に残したくない。

最高学年として、自分がするべきことは人生最大の努力をして急激に強くなることだと思います。早慶戦が終わった後、私は涙を流しました。しかし、流す資格は無かったと自覚しています。悔し涙を流すには圧倒的に努力不足、何もかもが不足していました。

大学生活最終学年、納得して終わりたい。「俺は頑張った」って自信を持って言いたい。これが私に残されたラストチャンスの1年です。突き詰めます。常に柔道のことを考え、柔道のための生活をする。その先にどんな自分が待っているのかを想像したら、ワクワクしてきました。

まだ強くなれる。