こんばんは、先日の早慶戦で先輩方の魂を目の当たりにし、より一層稽古に燃える1年の井口虎太郎です。

代が変わってから2週間弱が過ぎ、だんだんと新チームにも慣れてきました。人数が多かった4年生が一気に引退されたので、新チームはどこか寂しい雰囲気になるかなと思っていましたが、全体で盛り上がりながら良い練習ができています。

私は4年生の竜生さんとゆうまさんと共に六徳舎の1号室で生活しています。ご存知の通り、お二方とも早慶戦を最後に引退するという状況で、特に最後の部員日誌には、この一戦に全てを賭けるその思いの強さや、今までの苦悩などが色濃く描写されていてグッとくるものがありました。一緒に生活することで、先輩方が普段道場では見せない早慶戦に対する不安や緊張を口にする姿を少なからずこの目で見ることができたからこそ、今年のチームの目標である「奪還」の元、悔しさを忘れることなく稽古に励むことができているとひしひしと感じています。

また、同部屋だからこその特権もありました。それは竜生さんから大名門飯田道着を引き継がせていただけたこと、早慶戦の舞台でゆうまさん、竜生さんと1号室写真を撮っていただけたことです。実はとても嬉しかったのはここだけの秘密です。

1号室に響き渡る竜生さんの鼻歌や、ゆうまさんの大きな笑い声が聞けなくなると思うととても寂しいですが、残りの1号室生活を楽しもうと思います。また、12月から2年生の野上先輩が入寮してくださるということで、とてもワクワクしています。先輩の手料理を食べれるのが楽しみすぎて夜も眠れません。恭平さん、六徳舎でお待ちしております!

おわり