こんにちは。3年の須永です。

以前細谷くんが日誌に私のことを書いてくれていましたが、ところどころ棘があり煽られているように感じてなりませんでした。

その日誌の中には「無関心」というワードがありましたが、実際無関心が故に他人に対して「すごい」「羨ましい」などの感情を抱くことはあまりありません。しかし、これまでの人生で1人だけ私が心の底から尊敬している人物がいます。そこで、今回はその人について書きたいと思います。

 

みなさんには尊敬している人はいますか?その人のどのようなところを尊敬していますか?

私は1.実力2.優しさ3.真面目さの3つを全て持ち合わせている人を尊敬します。自分がこのような人物になりたいと考えているため、それらを持ち合わせている人を尊敬するのだと思います。

実力とは柔道の強さ、勉強で言えば偏差値の高さ、仕事で言えば正確さと素早さなどです。様々な事柄がある中で、柔道や勉強など私が力を注ぐ事柄において能力が優れている人を「実力がある」人だと思っています。

各分野を極め、実力があることはもちろん凄いことだと思っています。しかし、実力があるだけでは尊敬できません。

高校時代、強い選手、頭のいい人は嫌というほど見てきました。私が柔道が弱い上勉強もあまりできないため、それぞれの分野で私より上の人は数多くいます。しかし、その中でも「優しさ」を持ち合わせている人は多くはありませんでした。

優しさとは、単に人に優しくできる人のことを指しているわけではありません。どんなに価値観や住んでいる世界が違っていても相手の立場に立ち、その違いを受け入れた上で接せること、それを私は「優しさ」だと思っています。

強くなれば人を見下したり気が大きくなるというのは人間の性であり、仕方がないことだと思っています。なので、そのような人たちの中で「優しさ」を持ち合わせている人は必然的に少なくなるものだと思っています。そのため、「優しさ」を持ち合わせている人は凄いと思っています。

そして、前述の通り実力と優しさだけでなく、さらに「真面目さ」を兼ね備えている人を私は尊敬します。

真面目さとは文字通り真面目に物事に取り組めることです。

普通の人は、実力が秀でていたり、高い成果を上げると驕り高ぶったり、真面目にその物事に取り組まなくなるものだと思っています。成長して大学生や大人になると真面目に取り組めるようになる人は多くいると思いますが、中高生のうちに当たり前のように真面目に物事に取り組める人は一握りだと思います。そのため、「真面目さ」を持った人を私は凄いと思います。

 

 

「実力」「優しさ」「真面目さ」

 

 

これらを全て持ち合わせた人は私は21年間で1人しか出会ったことがありません。もちろん、世の中には大勢そのような人がいるとは思いますが、実際に身近で関わらないとその凄さを実感することができず、尊敬するには至りません。実際に関わることで自分との差や違いを感じ、尊敬の念を抱くのだと思います。

ここまで読み進めてくださった人の中には、私の尊敬する人が誰なのかわかった人もいるかもしれませんが、あえて名前は伏せておきます。

実際のエピソードや尊敬できる点など話せることは多くありますが、そのような理想像をここで述べることはせずに、私自身が人に尊敬される人間になれるために行動をしていきたいと思います。まずは「実力」をつけるために明日の練習や勉学に全力で取り組みます。

 

 

終わり。