こんにちは。総合政策学部1年の坪根和海です。
緑、赤、黄色と葉が美しく色づくSFCの景色を眺めながら、ラウンジのソファーで部員日誌を書いています。高校2年生の冬、慶應義塾大学を受験すると決めてから、毎日のように先輩方の部員日誌を拝見し、モチベーションを上げていた時期が懐かしいです。現在、このように私自身が、憧れたSFCという素晴らしい環境の中で、部員日誌を更新できていることを非常に嬉しく思います。
さて、2022年も残りわずかになりました。12日には、1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」が清水寺で発表されました。2020年は「密」、2021年は「金」そして2022年、今年の漢字は「戦」ロシアのウクライナ侵攻や、円安・物価高による家庭での戦い、スポーツによる戦いなど熱戦や挑戦で盛り上がった年だったと思います。個人的には、私の名前に使われている「和」という漢字が10位にランクインしていたことが興味深く嬉しかったです。
私自身もせっかくなので、2022年「今年の漢字」を決め、1年を振り返りたいと思います。2022年、坪根和海の「今年の漢字」は、「感」です。今年は、辛さ、苦しさ、嬉しさ、喜びなど様々な感情に出会いました。また、沢山の方に支えてもらい、感謝感謝の1年になりました。そして、新しい生活、新しい景色、心から大好きだと思える人達に出会い、心動かされた年でした。
浪人生活は、もちろん苦しく、辛かったです。しかし、浪人生活を経験し、充実したフィールドワークができ、素晴らしい出会いがありました。また、「落ちる」という貴重な経験をし、自分の弱さと努力の足りなさに気づき、自身を見つめ直すことができた時間になりました。浪人することで同級生から遅れることへの不安や虚しさももちろんありました。しかし、私は2度不合格した受験を失敗だとは思っていません。合格と不合格のどちらの感情も味わい、浪人という辛さと楽しさを味わうことができました。だからこそ、両者の気持ちや価値観を理解できる人になりましたし、他人の選択にも心から応援できる人になりました。結果的に浪人して人として大きく成長することができ、私の受験は成功だと胸を張って言うことができます。浪人してでも、行きたいところに行きなさい。と背中を押してくれた両親には心から感謝しています。
そして、慶應義塾大学に合格し、塾柔道部に入部したことで、今までに見た事がない素晴らしい景色に出会うことができました。先日のメンター会では、先輩方の真っ直ぐな考え方や優しさ、塾柔道部に対する熱い思いなどを聞くことができ、刺激を受けると共に、先輩方についていきたいと強く思いました。私は細谷メンターの明るく、温かい空間が大好きです。また、上京したことでずっと行きたかった渋谷スカイや読売ランドのイルミネーションに行くことができ、本当に毎日が楽しく充実しています。大学生活、柔道と勉強の両立をすることはもちろんのこと、遊びにも全力で楽しめる人になりたいと思っています。
埼玉学生柔道大会まで残り2日。3年ぶりの試合、減量で不安はありますが、楽しみながら良い再スタートがきれるように頑張りたいと思います。
少し早いですが2022年私に関わってくださった全て方々、大変お世話になりました。2023年も全てのことに全力でコツコツ努力していきます。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。