こんにちは。3年の須永陸也です。

今日は東京学生柔道体重別選手権大会の個人戦でした。

私は一回戦を不戦勝で勝ち上がり、二回戦を勝ち抜けば全国大会出場という状況でしたが、結果は技有りを二つ取られての合わせ技一本負けでした。

試合を通して、強く感じたことがいくつかあったので、今回はそれに関して話していきたいと思います。

まずは、今回の試合で実力不足を痛感しました。得意な柔道スタイルの選手相手なのにも関わらず、自分の持てる力全てを出し切ってもなお歯が立ちませんでした。そしてその選手も次の試合で敗退し、その試合で勝った選手も次で敗退しました。やはり東京で勝ち抜くにはまだまだ、努力も意識も、それら全てを含めた実力が足りないと強く感じました。
また、今回の大会で改めて自分の周りとの差を強く感じ、刺激を受けました。私は小さい頃からあまり強い選手ではなかったのですが、一度だけ運良く県の強化選手になったことがありました。その時から既に周りとの差は大きく、ほとんど全員が雲の上のような存在でした。しかし、自惚れかもしれませんが中高で努力を重ねていくことで少しずつ差が埋まり、背中が見えてくるぐらいの距離まで近づいていたと感じていました。そんな中、大学に入りいざ試合に出てみると、皆が活躍しているのに対して私は一回戦敗退で、また大きく差が開いてしまったと感じる結果でした。私はそのような選手たちと肩を並べるようになりたいとは、意識が低く努力が足りない現状ではとても口にはできません。そして、やはり悔しさも、憧れも強く感じているため、ここからの約一年間は辛いことに立ち向かい、しっかりと目的意識を持って柔道に取り組んでいきたいと思います。

今回は自分の柔道に対する意識や考え方などを見つめ直すいい機会になりました。もう二度とこんな悔しく、不甲斐ない思いをしないためにもここから最後の一年間は全力で取り組んでいきたいと思います。もし、心が折れて全力を出しきれていないと感じる時がありましたら、厳しい言葉と練習での追い込みをいただきたいです。他力本願ではありますが、是非ともよろしくお願いいたします。

最後になりますが、本日応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。また、不甲斐ない試合をしてしまい申し訳ございませんでした。次回の試合では成長した姿を見せられるよう、精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。