失礼致します。甚だ僭越ながら自己紹介をさせて頂きます。私本年度慶應義塾體育會柔道部に並びに慶應義塾大学総合政策学部一年の澤田康太(さわだこうた)と申します。以後よろしくお願いします。出身校は慶應義塾高校で、出身地は愛知県半田市です。のんびりとした田舎の街で私の大好きな故郷です。

 自己紹介ということで、私の故郷半田についてお話させて頂きます。半田は愛知県の知多半島にある街です。三重よりの半島と説明した方が分かりやすいでしょうか。そんな知多半島のほぼ真ん中に位置するのが私の故郷半田です。半田をご説明するにあたって外せないのは、やはりあの大企業「ミツカン酢」の発祥の地であることです。ミツカン酢歴史は江戸時代に遡ります。当時の江戸で流行した「早ずし」と呼ばれるお寿司に使われていたお酢は紛れもなく半田で作られたお酢です。目まぐるしく変わる江戸の町を駆け巡った商人達の胃袋を掴んだのは、半田のお酢と言っても過言ではないでしょう。時代は飛んで、この令和の時代でも半田のお酢は皆様の胃袋を掴んでいます。もしミツカンの味ぽんがありましたら、製造工場場所をご確認ください。そこにははっきり半田の2文字が刻まれているかもしれません。

 また半田の推すべき所はお酢だけではありません。

 皆様は「ごんぎつね」という作品をご存知でしょうか。小学生4年生の国語の教科書に掲載され、読むたびに私の胸を強く打ってくるそんな作品です。この作品の舞台並びに作者が生まれ育った街それが私の故郷半田になります。作者新美南吉は大変優れた童話作家で沢山の絵本が出版されています。まだ「聖地巡り」という言葉が生まれる前、10年前から私達半田の小学生は「ごんぎつね」の聖地を巡っていました。小学生4年生にとっては厳しい山道を登り彼岸花畑を見たことをよく覚えています。

 長くなりましたが、私の故郷半田の事少しは知って貰えたでしょうか。まだまだ書き足りない所ですが、皆様のお時間をこれ以上私の拙い文章で奪ってはいけません。是非コロナ禍が明けたら半田に訪れて、のんびり過ごしながら半田の良さを感じて頂けたら幸いです。

 大変拙い文章で申し訳ございません。半田魂を胸に精進を続けますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。