失礼致します。甚だ僭越ながら自己紹介させていただきます。私本年度慶應義塾體育會柔道部並びに慶應義塾大学総合政策学部1年の櫻井湖太郎コリーと申します。以後よろしくお願い致します。雪山を降り、新潟県南魚沼市から遥々やって参りました。四季折々の風景を楽しめ、米を初めとした最高級の食文化を味わる南魚沼、そんな南魚沼が無ければ今の日本は無いと言っても過言ではありません。出身高校は北越高校です。

自己紹介ということで私の人生について話させていただきます。私にはカナダ人の父が居り、いつか海外に出た時に、日本の「道」がつくものをしておくべきだという事で小学校1年生の時に柔道を始めました。小学校の時は周りより大きかったにも関わらず試合では一切結果を残すことが出来ずに中学校へ進学しました。中学校柔道部に入った途端私の奥底で眠っていた馬鹿力がら目覚めたのです。そこから私は勝てる喜びを知り柔道を大好きになりました。中学校3年生の時には県で3位になり、初めて北信越大会まで進むことが出来ました。当時の私の中ではとても嬉しい結果でした。

そんな私ですが柔道だけでなく、ピアノ、水泳、書道やレスリング、様々な分野に手を出してきました。高校で柔道を続けるか、レスリングをするか永遠と迷っている中、祖父が亡くなりました。亡くなる直前に祖父と約束した柔道県チャンピオン、その約束を果たすべく北越高校に入学しました。高校時代では不器用で力づくな私の柔道を徹底的に修正しました。しかし全国大会への出場券を得る事も出来ずに高校3年生になりました。そして世の中は新型コロナウィルスによるパンデミックに陥ります。代替試合で県チャンピオンになる事は出来ましたが全国には1度も出ていません。大学ではこの悔しい思いをバネに努力致します。

無事にAO入試で合格することが出来て、手厚い指導をして下さった先輩方、そして監督には心の底より感謝しています。私は慶應義塾體育會柔道部に入れた事を凄く幸せに感じています。ユニークな同期達、圧倒的強さを誇る先輩方、とても優しい先輩方やOBの方々、柔道も勉学も大学生活も希望で胸がいっぱいです。特に六徳舎5号室の依田先輩は多くの事を指導してくれとても感謝しています。これはあくまで僕の言葉であって決して書かされたわけではございません。この素晴らしい環境で、慶應義塾體育會柔道部に貢献できるよう日々精進致します。

拙い文章で申し訳ございません。これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。