こんにちは。4年の佐藤淳貴です。

いよいよ最後の投稿となりました。最後というのは悲しいですね。

早慶戦が近づいていると同時に、引退が刻一刻と迫っております。

 

これまで16年間柔道が生活の一部といえるほど毎日練習、鍛錬を続けてきました。その柔道人生が終わってしまうという実感があまりありません。今の自分を作ってくれたのが柔道なんですから。

小学校時代に親に勧められて始めた柔道が、まさかこんなにも自分の人生にとって大切になるとは思いもしませんでした。当時は正直嫌いでやめてやろうと思ったりしていました。痛いし、きついし、女子にも負けるし。何が楽しいんだと思っていました。ところが続けているうちに、日常のほとんどが柔道に変わっていき、そんな考えがいつのまにか消え、柔道に集中している自分がいました。

その後、高校、大学と慶應義塾の看板を背負って柔道をしてきましたが、正直かなりきつかったです。レベルは高いし、練習量は多いし、勝てないし、勉強は難しいし、先生は怖いし、通学時間は長いし、大変でした。

 

 

小さくて、弱くて、非力な私ではありますが、そんな私を支えてくれたのが仲間であり、戦友である慶應義塾体育会柔道部員であります。同期、先輩方、後輩達全員が強く、全員が良い人たちで自分は恵まれたなと感謝しかありません。特に後輩達からはかなりなめられてますし、練習でボコボコにされることも正直多いです。ですが、部員といると楽しく、和むことも多く、この日誌を書きながら涙腺が爆発しそうなくらい良い思い出ばかりです。

柔道がなければこんなにも最高の仲間に出会うことなどできませんでした。

続けさせてくれた両親やお世話になった方々に感謝いたします。

 

早慶戦にはこの4年間一回も出場することができてはいませんが、出てないからこそ悔しい、出てないのにある敗北感というのに毎年講道館で味わってきました。そろそろ勝って嬉し涙が欲しいところです。

今年の選手は誰もが強く、正直私は全員信頼しています。慶應の勝利のために、そして仲間達と笑って終われるように全力でサポートさせていただきます。

 

チーム井上最後の戦い。応援のほど宜しくお願いします。

最後の部員日誌でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり。