こんにちは。法学部4年の細谷です。最後の日誌も張り切って書いていきたいと思います。

当初、3000文字位書いていたのですが、中々纏まりの無い日誌になってしまったので、端的に4点述べさせて頂きます。

 

① 考え

 この4年間で沢山の人と接し、沢山の尊敬する人と出会いました。その中で、私の考えも大きく変化したと感じます。

 何回も記載しているかもしれませんが、鏑木先生との出会いは私の中で大きいものでした。易きに流されない力と、苦しい中でも思いやる力の両立は人として最も大切だと強く感じます。

 それ以外にも柔道部で出会った人達の中にはすげぇ奴が沢山いました。柔道部やりながら公認会計士受かっちゃう奴、常に正しい事を貫ける奴、バイト代を強くなる為に3万のパーソナルトレーニングにつぎ込む奴などなど。挙げたらキリがありません。

 體育會柔道部はクセの強い集団です。自分には無いものを持った面白い奴らから学び、自分を顧みる。人間形成の段階に於いて柔道部は最高の環境下でした。恵まれていたなと振り返って強く感じます。

 

②柔道

 やるせなさ、悔しさを感じ続けた17年間でした。個人においては、次こそは、次こそはを言い続けて最後まで来てしまった感覚です。

 しかし、以前の日誌でも述べましたが、自分が個人で活躍するよりも、自分がチームの勝利に貢献した時の喜びは格段に大きいものだと気付きました。

 技術面においては私は「背負い投げ」を磨き続けました。世の中では専門性をこの先身に付けるべきと言われています。柔道でも自分の専門を身につけるべく鍛錬する事が必要だと思います。同じ事を何百回、何千回同じ様に出来る事、これが難しいのですが、最も必要な能力だと最後に感じてます。

 

③みんなへ

 今年1年間ありがとう。

 塾高からは6年、7年一緒の人も沢山います。高校の話をすると、うちパで全国を決めてくれて自分の事よりも嬉しかった大志だったり、大した事ない自分の後をついて来てくれた恭平だったり、個人的にめちゃめちゃ尊敬してる謙太だったり、みんなと色々な思い出はあるけれど(全員名前挙げたいけどかなり長くなっちゃうので割愛)、本当に頼もしい後輩達と最後戦える事、寂しくも誇らしく思います。

 僕は後輩達がかなり好きです。寮や道場でだる絡みをする事ばっかだったと思います。楓とかリクオとか特にだる絡みしました。もう明日からはしないのでお許し下さい。

 今日も、最後の練習、乱取りはせずに調整をしようと思っていましたが、沢山の後輩にお願いしてもらってエグりました。あつきなんかしつこく2回もお願いしてきました。個人的には最後にみんなと出来てめちゃめちゃ嬉しかったです。

 何はともあれ、明日、死力を尽くして戦おう。試合は殺し合いと同じ。負ける事は死を意味します。足を持って這いつくばってでも相手に喰らいつく、俺らなら泥臭く出来る。

 最後、力を貸してください。みんなを信じてます。

 

④感謝

  17年間、柔道を思いっきりしてきました。何不自由無く柔道を出来たのは家族を始め、沢山の方々の支えのお陰です。本当に感謝しています。

 わがままで、適当な僕に見捨てず寄り添って下さった方々は僕にとって特別な存在です。徐々に恩返しをしていきますのでこれからもよろしくお願いします。

 明日、魂震える試合をする事が1つの恩返しだと考えています。出し切りますので応援の程よろしくお願いします。

 

 

では、みなさん。また会う日まで。

イオバード。