こんにちは。商学部2年入道です。

さて、いきなりですが「慣れ」と言うものは時に私たちを脅かす存在になり得ます。置かれた環境に変化がない時、人はその居心地に慣れ決まりきった仕事をただ淡々とこなすだけになってしまい、適当にになってしまいがちです。

私自身2年生も終盤になり、大学生活にも慣れ、柔道部にも慣れ、下級生との接し方にも慣れ、むしろ新体制になるに向けて下級生に示しを付けなくては行けない立場となりました。

慣れ始めた時期というのは同時に気を引き締め直す時期でもあります。その際に気をつけている事が3つあります。

①初心を忘れない事
②その状況に甘えている自分に気づく事
③自分を律する事

私は初心という言葉の解釈を2つ持っています。1つ目はその環境に身を置くと決めた時の心境や、心意気の事を指します。体育会でいうところの入部理由にあたり、柔道を始めた時の「楽しそう」という初心にあたります。そして2つ目は起こった事象に対して抱いた感情です。成功した時の感情や、何かミスをしてしまった時の感情、これらを忘れず日々を過ごす事が「慣れ」と付き合っていく上で大切な事だと信じています。

その状況に甘えている事に気づくというのは、既にその環境に慣れてしまっている場合、とても難しい問題です。自分を律する事にも通じますが、自ら居心地の良さを手放し、自らが目を背けたい厳しい環境に身を置く事ができるか否かという、精神的な側面が問われるからです。言葉通り、自分から行動しなければなりません。自分でわかっているだけでは不十分で、行動を起こさなければ何も変わりません。自分を自身の意思通りに動かせたとき、初めて人は変わる事ができます。

ここまで長々と語りましたが、要は「慣れ」というものは「ミス」の裏返しであり、そしてそのミスを起こさないようにするには、自分自身の考えと行動を律する必要がある、という事です。

私事ではありますが、先日弟が塾柔道部の稽古に参加させて頂きました。

その際、私とほぼ同じ背丈ながら体重は60キロくらいで、ただでさえ細いと言われている私より更に身体が未熟な弟が果敢に大学生に技をかけ続け、ただひたすらに強くなりたい、何としてでも投げたいという柔道を始めた時のいわゆる「初心」を感じる事が出来ました。

私自身部活にも慣れ、お互いの力量も分かり、心のどこかで妥協してしまっていた気がします。

早慶戦に向けまた初心を思い出して精進して参ります。

 

おしまい。