お世話になっております。総合2年の島田です。三寒四温の日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。そして、本年度卒業される4年生の先輩方、改めてご卒業おめでとうございます。

さて、今回は僕の趣味の一つである、将棋について書かせて頂こうと思います。殆どの人が将棋を知っていますが、そのルールを理解しているという人は少ないです。部内では石畠や成宮先輩が将棋を指せるようです。簡単に説明すると、9マス×9マスの81面上で、お互いの「王」を取り合います。チェスとコンセプトは同じです。ただ、将棋が「指し手が無限」と言われる所以は、持ち駒(相手から取得した駒)を盤面上のどこにでも打ち込める点にあります。勿論それぞれの駒に動き方が決まっているため、打てない箇所も場合によっては生じますが、それでも尚、そのパターンは天文学的な規模になります。また、対戦者はそれぞれ自分の「駒組み」=陣形を作ることで、さらにその規模は拡大します。駒組みは大きく、「居飛車」と「振り飛車」に分類でき、その中でさらに「棒銀」「横歩取り」「四間飛車」「三間飛車」といった戦術があります。さらに、自分の王駒の囲い方にも「美濃囲い」「矢倉囲い」「穴熊」といった種類が沢山あり、これらをまとめて考えると、まさに「無限」の競技であると思います。

僕が将棋を好きな理由は、王様になれるから、です。自分の駒をどの位置に配置するのか、時にはどの駒を捨て、どの駒を生かすのか、を考える過程は、自分だけの選択に一存しており、従って「自由」です。言い換えれば、性格がそのまま表出するといってもいいでしょう。プロの棋士はお互いの一手一手の「意味」を理解し、戦いを繰り広げているため、一般人には理解出来ない領域にいるのだと思います。

そんなこんなで暇な時間にはオンライン将棋を指していますが、僕の得意戦法は「四間飛車」です。これは四筋に「飛車」という強い駒を配置する戦法で、自分の玉を相手の「角道」と「飛車道」から外して戦えるため、攻防のバランスの取れた大変有力な戦術です。将棋も初段に昇段できるように頑張ろうと思います。

p.s.

自分の好きな音楽を語る流れが来ているので、僕も好きな曲を紹介したいと思います。最近1番聞いているのは、冨岡愛さんの「グッバイバイ」という曲です。他にも素晴らしい曲が沢山あるので、是非聞いてみて下さい。ムネ、カラオケ行こうね。