こんばんは。4年の織茂友多郎です。

先日、数ヶ月ぶりにSFCのキャンパスに行って来ました。
やはりSFCでみんなと会うのは楽しいものです。

徐々にオンキャンパスの授業も増え始め、私の所属している研究会でも、初回のイントロをオンキャンパスで開催しました。
もちろん現地に来るのは強制ではなく、オンラインでも参加できるようになっています。

まぁ私は「現地での授業を企画するだけして、自分はオンラインで受ける」というとても申し訳ない形になってしまったのですが(就活で)、他の優秀な仲間のおかげで運営はスムーズに進み、私は安心してzoomから参加できました。

Zoomからの参加でもそこまで問題もなく、「オフライン」×「オンライン」の素晴らしさを感じていましたが、一方で難しさも感じていました。

それは、「体験の共有」ができないことです。
現地にいる人たちの「盛り上がり感」というか、「ざわざわ感」といった体験がどうしてもzoomでは体感することができないのです。

別に「オンライン(zoom)だから盛り上がらない」という訳でもありません。
オンライン(zoom)だけなら、コメントスクリーンやツイッターで盛り上がれます。
もちろん、オフライン(現地)だけでも、空気感を楽しめることができます。

つまり、「オフライン」×「オンライン」を掛け合わせた瞬間、その「盛り上がり感」の情報量が落ちてしまうのです。
んー、非常に難しい。

おそらく、「オンライン」で参加すると、「視界」と「音」における臨場感が全くないことが問題でしょう。
また、行動に対する行動に対する周りの反応(フィードバック)がないことも大きな原因だと思われます。

そう考えた時、ある一つの解決策が思いつきます。
あ、アバターロボットを使えば良いのではないか?

はい、既にプロダクトとしてありますね。(私が良いアイデアが思いつく頃には社会実装されているという良くあるパターン…)
それは、「OriHime」というアバターロボットです。

(以下、HPの説明文)

“子育てや単身赴任、入院など距離や身体的問題によって行きたいところに 行けない人のもう一つの身体、それが「OriHime」です。”

引用:https://orihime.orylab.com

結構前にこれを見つけて、素晴らしいプロダクトだと感じはしたものの、その時は自分ごとには思いませんでした。
しかし、今では「このプロダクトこそ自身が求めているものだ」ということに気づくことができました。

「リモート観光」でも、「リモートスポーツ観戦」でも、「リモート授業」でも、
このアバターロボットを使えば「臨場感」も「フィードバック」も得ることが可能になります。

そう考えた時、未来の私たちは、家からアバターロボットを通じて、外の世界と関わっているのかもしれませんね。

 

アバターロボットを試しに使ってみたい所ですが、学生の私には高過ぎました。


(どうやったら作れるのだろう…?もしくは誰か貸してくれないかな…?)

 

 

 

 

おわり