こんにちは。主将の後藤です。
先ほど早慶戦前、最後の練習を終えて来ました。
私はこの一年間、慶應義塾大学體育會柔道部主将として、どのようにしたらチームが強くなれるかを常に考えて来ました。
その中で科学的なトレーニングの導入、プロテインの義務化、試合前のビデオ研究など様々な事を試して来ました。
しかしながら前半戦は全日本学生団体一回戦負け、全日本学生個人戦出場者ゼロと、思うような結果を残す事が出来ませんでした。自分は主将として何もできていないのではないか、自分のやり方が間違っているのではないかと、とても悩んだ時期もありました。
それでも主将として、自分がチームを引っ張って行こうと、口で言うだけでなくチームで一番努力して背中でみせる人間になろうと練習以外でもトレーニングやビデオ研究、走り込みなど誰よりも柔道の事を考えて過ごしました。
また自分が結果を出す事で少しでも士気が上がればと思い、全国制覇を目標に努力をし続けました。
そんな中で迎えた、全日本学生体重別団体でチームの目標であったベスト8をキツイ試合を乗り越え達成する事が出来、今まで個人戦では感じたことのない喜びを感じました。一緒に頑張って来た仲間と戦い、勝つ事がこんなに嬉しいことだと初めて知りました。
1つ目標を達成し、選手の士気が上がっている今は間違えなく最高の状態です。
昨年の早慶戦の屈辱から一年間、この日のために、この一瞬のために苦しい思いもして来ました。勝者になるための準備は整っています。最高の仲間と最高な舞台で最高の結果を残せるように、胸を張って最後まで全身全霊戦い抜きます。明日は全員で嬉し涙を流しましょう。
応援よろしくお願いします。