君の名は。よかったです。夜は空を見上げながら帰るのが習慣となりました。
こんにちは、1年マネージャーの内田です。
9月の12日ということで、夏休みも残すところあと10日少しとなりました。
夏休みは授業がないため、部活がオフの日は全休になります。
全休。響きから胸が高鳴ります。
オフの過ごし方には人それぞれこだわりがあるかと思いますが、私はどうも1日何もせずにぼーっと過ごすのが苦手で、突然、明日は全休!となると、明日は何をしようかと必死に頭を悩ませることになります。
そしてその状況に陥った、先日の3日間のオフの2日目。
オフ1日目の夜から、明日は何しよう、何しようと頭を悩ませるも、結局何も思い浮かばず、迎えたオフ2日目の朝。
目覚めると、目に飛び込んできた青空。その瞬間、思いました。
「華厳の滝が見たい。」
その日は朝勤を入れていたため、お客様を電車に押し込んだ後お客様のご乗車のお手伝いをさせて頂いた後、日光へ向かいました。
そもそも、華厳の滝が日光にあるというのを知ったのは、その日、バイトに行く電車の中の話で(華厳の滝の存在を知ったのは、オフ1日目の夜、どこかに旅行に行こうかとネットで検索をかけていたときで)、それならついでに日光東照宮も見るか、というノリで決めた日光弾丸日帰りの旅。移動時間9時間(行き3時間半、途中の移動1時間半、帰り4時間)に対し日光滞在時間7時間という詰め込んだスケジュール。多少バタバタしましたが、息を飲むとはこういうことだということを体感した旅となりました。
華厳の滝。専用のエレベーターで岩の中を降りていき、華厳の滝と正面で対面。高さ97メートルの岸壁を一気に落下する滝。周りに屹立する、長い地球の歴史を感じさせる崖。緑の中に、若干の色づきを見せる周りの山々。釘付けとなり、しばらくそこから動けませんでした。
日光東照宮。17時に閉まるということを知らず。着いたのは16時半過ぎ。焦りながら見て回ることになりましたが、一枚の木の板から掘り出された立体感のある彫刻や、こだわり抜かれた装飾が細部にまであしらわれた建物や像に圧倒されました。
移動中のバスでひたすら酔い、なぜか閉店の早い食事処ばかりで湯葉が食べられず、帰りの電車を目の前で逃し40分何もない駅のホームで待ったことも、旅を終えた今となっては良い思い出です。日本の古き良き時代が残る街並みや美味しい食事など、全てが素敵でした。
「春の雨は、桜流し。夏の雨は、翠雨。秋の雨は、秋霖。冬の雨は、氷雨。」
話は少し逸れますが、先日、SNSで回ってきた瞬間に気に入ったフレーズです。
日本の自然や建物ももちろん素敵ですが、このような言葉に出逢うと、更に日本が好きになります。
これからも、全国津々浦々を旅して、「この場所好きだなあ」と思う瞬間が沢山あればいいなあと思います。
次はどこに行こうかな。
終わり。