失礼致します。

日誌の執筆が、随分久しい気がします。
高尾櫻子です。
猛暑日が続く中、皆様如何お過ごしでしょうか。

 

まず、改めて、試合結果の報告からさせて頂きます。

先日、全日本学生団体優勝大会が、日本武道館にて行われました。
男子同様、女子チームも、初戦敗退という結果に終わりました。
応援して頂いた、先輩方をはじめとし、監督、コーチ、全ての方々に、ただただ、感謝しております。この場を借りて、お礼の言葉を述べさせて頂きます。本当に、ありがとうございました。先輩方に掛けて頂く言葉は、どんなときも、私にとって非常に大きなモチベーションとなりました。

しかしながら、私たちは、初戦で敗退してしまいました。いや、初戦で敗退したのは私自身、ただ一人だと考えています。私は、一人分の穴を踏まえた戦い方が出来なかったのです。言い訳の余地もありません。
非常に情けない気持ちでいっぱいです。

とはいえ、いつまでも後ろを向いているわけにはいきません。
引退までの時間は限られています。
九月の個人戦、そして、最後の早慶戦に向け、今迄積み重ねてきたこと全てを糧にし、精進して参ります。
これからも、応援の程、宜しくお願い致します。

 

 

 

さて、前述した通り、「最後」の全日本学生柔道優勝大会が終わりを告げた。
その直後、現役時代における「最後」の暑中稽古も、睡眠欲と、達成感と、スパイスに少々のホラー要素が加わりつつ、幕を閉じた。
そして、連日の猛暑日に証明されるように、暑く、アツい「最後」の夏が始まった。

このように、「最後」のオンパレードの日々の中に、私はいる。そう、確実に、身を置いている。従って、そのことを強く実感しなければならないと、感じている。
つまり、捉えることを怠れば、無情に通り過ぎて行くこのかけがえのない時間を、全力で受け止め、自らのものにしなければいけない、ということである。

 

人生の中で、こんなにも無我夢中で柔道に取り組める16年間を過ごすことをが出来ているという事実を、私は誇りに思う。
そして、その「最後」の夏を、不器用な私は、綺麗にラッピングして終わる事は不可能だと考える故、泥臭くかっこ悪く、でも全力で駆け抜ける、そんな日々にしたい。