みなさん、あけましておめでとうございます。
寒くて過酷、だけどどこか温かい寒稽古、頑張っていらっしゃるでしょうか。
私ごとですが、12月20日から1月4日にかけて、高校時代のテニス部のペアで、共に部長と副部長として奮闘し、さらに同時期に交換留学している盟友とチェコ、オーストリア、ドイツ、フランス、オランダ、エストニア、フィンランドと、ヨーロッパの国々を周ってきました。日本から行くより近いかと思っていましたが、乗継含め行きは25時間、帰りは20時間もかかってしまいました。
EU内は本当に移動が簡単なので、移動は安価なバスを使いました。ハプスブルク家のゴリゴリのヨーロッパ風の宮殿たちを見たり、本場ドイツのクリスマスマーケットに行ったりとまさに夢の旅でした。余談ですが、シェーンブルン宮殿で過ごしたオーストリアハプスブルク家のフランツ・ヨーゼフ皇帝は、その過酷な皇帝としての責務を果たすため、毎日4時頃には起きて書類に目を通し、午前中は100人もの人と謁見し、夜遅くは舞踏会で社交をし、そしてまた翌日4時…というなんともストイックな皇帝だったそうです。すごい。その美貌で有名だった妻のエリーザベトは政治には関心があまりなかったそうですが、美貌を保つため毎日運動と食事制限に励み、172センチ43キロ、ウエスト51センチだったそうです。妻も妻でストイック…そんな妻エリーザベトはイタリアでアナーキストにやすりで暗殺されてしまったそうです。「やすりで暗殺??????」という疑問は隠しきれません。
年越しはアムステルダムでしましたが、あまり新年感はありませんでした。時差で一足早く年が明けた日本の友人からLINEがきたり、美味しそうな年越しそばやおせち料理、初詣の様子やおみくじがSNSにUPされ、お正月はやっぱり日本で過ごしたかったと思わずにはいられませんでした。
年明けは、マイナス16度のエストニアのタリンの街を歩いたり、これまたマイナス10度前後の雪のヘルシンキを観光したりとなかなか過酷でしたが、おかげで1度のバンクーバーが暖かく感じます。エストニアは小さいながらも中世の街が残る可愛らしい場所でした。また酒税がないのかと思うほどお酒も破格で、美味しいシャンパン750ml500円弱!!!お酒好きには嬉しいですね、ふふ。
やっぱり歴史が深いヨーロッパはworth visitingな場所がたくさんで、また社会人になる前にお金を貯めて行きたいと思います。
バンクーバーでの生活も残すところあと4ヶ月弱と、半分以上が過ぎていきました。2016年、就職活動の解禁が早まったことで私は果たして間に合うのか、不安しかありませんが、盟友と共に誓った〜フランツ・ヨーゼフ2世のようにストイックに生きる2016年上半期〜というスローガンをいつも心に強く持って過ごしたいと思います。
日本語も下手になった気がするし、謎のヨーロッパ紹介文になってしまいましたが、失礼します。