とうとう、この日が来ました

4年生、最後の部員日誌、トップバッターの鬼谷です。

 

早慶戦がいよいよ4日後に迫ってきました。

女子チームにとっては今年の集大成。

そして、絶対に負けられない戦いとなります。

というのも、5月の東京学生団体の決勝、その相手は早稲田でした。この試合で、早稲田に3-0と大きく差をつけられて負けてしまい、とても悔しい思いをしました。

今年の早慶戦女子ルールは、完全無差別となっています。相手との体格差を考えたとき、体重を揃えて行うという選択肢もありました。伴ちゃんや櫻子はこれで終わるわけではなく、2人の怪我のリスクなどを考えてとても悩みました。しかし、4人でミーティングをして、5月の試合の雪辱をはらす為には、あのときと同じ無差別で勝つしかないという思いが一致、無差別で行うことを決断しました。大先生や監督も、私たちの意思を尊重してくださいました。

だからこそ、今年の早慶戦は、絶対に勝ちます。そして、5月の悔しさをはらし、皆で笑って終えたいと思います。

 

もう一つ、勝ちたい理由があります。

女子は選手が4人しかいない為、いつもトレーニングや練習を男子と一緒に行っています。特に、早慶戦に向けて大きい相手と練習をする必要があり、これまで以上に、女子は男子に練習をつけて貰っています。

いつも私たちの練習相手をしてくれる彼らがいたから、今の女子チームがあると思います。本当に、男子の皆には感謝しています。ありがとう。

今回の早慶戦で男子の力になれることは、女子戦で勝って、良い流れをつくること。これこそが、私たち4人が男子へのこれまでの恩返しのかたちだと思っています。

他にも、大先生や笹野監督、小倉女子コーチはじめ、諸先輩方、そして家族など本当に多くの方にいつも支えていただき、応援していただきました。そうした方々への、これまでの感謝の気持ちを持って早慶戦に望みます。そして、早慶戦勝利という最高のかたちでその気持ちを伝えたいと思っています。

 

最後の部員日誌ということで、もっと書きたいことはあるのですが、私たちはまだ引退したわけではありません。なので、引退っぽい言葉は、また別の機会に伝えられればと思い、早慶戦への意気込みだけ書かせていただきました。少しでも、私たちが早慶戦にかける想いが伝われば幸いです。

残り少ない柔道部生活、早慶戦、尼崎に向けて1日1日を全力で過ごしたいと思います。

拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。