桜も緑に色を変えてくる時期となってしまい、一年の終わりと始まりを同時に感じます。この文章を書いている今日は初登校日となっており、一年生のキラキラとした目と二年生のいかにも怠そうな死んだ目を見ることができてとても嬉しく思います。

埼玉学生大会では、66kg級で大月先輩が優勝。73kg級で本吉が準優勝。山中が、100kg超級で3位という素晴らしい戦果をあげていました。また、大学から柔道を始めた呉銅敏先輩の柔道的な成長が顕著でした。

私の父曰く、

初心者のようにあまり実力が高くない人間が練習を頑張っている道場こそ価値のある場所である。

とのことです。慶應義塾大学の道場は素晴らしい場所であるということを再認しました。

先日行われた全日本選抜柔道大会をスマホで見ていました。今大会はルールが改新されてから行われる大規模な大会ということで、新ルールが及ぼす柔道のトレンド変化を注視していました。肩襟、クロスグリップの解禁により組み手の自由度が高くなったために起こる攻防戦や押さえ込み5秒での有効判定。全てが見ていて新鮮で私の柔道に対する意欲を刺激しました。

心の底から柔道をしたいと思いました。

怪我の影響でまだまだ復帰は遠いですが、今日のこの興奮を忘れずに練習に励みたいと思います。

終わり