平素よりお世話になっております。
4月から花粉症が激しくなると思いきや、症状が落ち着いて一息ついている長谷川です。
まずは4年生の皆さんご卒業おめでとうございます。
前回の日誌でも少し書かせていただいたのですが、私も本来なら社会人になっている年齢ですので焦りの感情もあります。そのため、柔道部では先輩なのですが、社会人になった4年生が自分の同年齢の友達と重なる節があります。私の周りにはもう社会人の愚痴をこぼしているので、自分も上手く適応できるかどうか不安な気持ちにもなっている次第です。
さて、4月といえば新歓の季節。今年は、本当に多くの新入生が柔道部の練習に参加してくれたり、見学に来てくれていました。新歓活動の際にも、体育会の門戸を叩く事は特に一般入試を突破してきた学生は遊びたい気持ちも山々であると思うので、中々ハードルの高いものだと私は考えております。そのため、昨年度の新歓ではビラを配っても見向きもされない事が多々あり、やはりなんかビラを配っている人はいかつくて威圧的だと思われているのかと少しブルーな気持ちになっていました。しかし、今年の新入生は笑顔でビラを貰ってくれる学生も多く、説明会を始める前から待機してくれていた学生もいたので本当に何があったんだとポジティブな誤算があった年でした。私も、多くの先輩達に声をかけていただいて青春を感じた日々を思い出す瞬間でもありました。より多くの新入生が集まって今年度の柔道部に新たな風を吹かせてくれる事がとても楽しみです。
既に入部を決めてくれた新入生の中でも、一際目立っていたのは慶應義塾湘南藤沢高校出身の麻生君です。彼は、高校までサッカーをやっていましたが、パリオリンピックで柔道の虜になって入部を決めてくれたそうです。なにか、2年前に初心者として入部を志した私と重なるものがあります。そして学部も名門の経済学部なので、共通点が多くてびっくりします。そんな麻生君ですが、練習でも白帯をつけて乱取りを積極的にやっている姿を見て本当に偉いなと感心していました。(私は、入部して2週間程は乱取りする事に怯えていたので回転運動ばかりしていました。)柔道部の中では、異端である初心者コミニュティに一人の仲間が加わった事も大変嬉しく思います。私は今でも、大学から柔道部を始めるのはすごいと周囲から言われるので麻生君も恐らく異端児なのでしょう。(勝手に決めつけてしまってごめんなさい)。もっと積極的に新入生とコミニュケーションを取ろうと決意した今日この頃です。
4月は部内戦もありピリついた雰囲気ももうすぐ漂い始めるとは思いますが、新たな仲間と共に目標に向かって精進して参ります。
おしまい。