こんにちは、経済学部4年マネージャーの土屋文乃です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
いよいよ最後の部員日誌となり、時の流れの速さを実感しています。2021年の7月に道場に足を踏み入れて以来、私の日々は大変有意義なものへと変わっていきました。お前、そこまで貢献してないよと感じるかもしれませんが、私はとても柔道部が大好きで、引退がしっかり寂しいんです。卒業後のお付き合いが希薄な印象のあるマネージャーですが、私は引退後も沢山柔道部に帰って来させていただきます!
この四年間を振り返ると、私にとって柔道部員は何があっても毎日顔を合わせる小学校のクラスメイトのような存在であり、一緒に何かを成し遂げなければならない仲間でした。さらには、時に負の感情を強く抱いても、絶対にその関係性を克服しなければならない難しい存在でした。関係性が破綻してしまうと、活動に支障をきたし、周囲に迷惑をかけてしまうためです。大人になると、選択の自由が増え、気がついたら自分の好きな人だけに囲まれて過ごしてしまいがちですが、自分の好みに偏ることなく先輩後輩、同期と一緒に常に目標に向かって協力できたことは、本当にかけがえのない経験で、私を大きく成長させてもくれました。柔道部には心から感謝です。
自分の好みに関係なく、一緒に苦楽を共にしてきた存在を、私は“ファミリー”と表現しています。第一のファミリーは、幼稚園から中学校までの幼少期を同じ学校で過ごした幼馴染、第二のファミリーは3年間の寮生活を共にした高校の同級生。そして体育会柔道部は第三のファミリーになります。学生生活を通じて3つも”いつでも帰れる場所”を得ることができたのは、本当に恵まれたことです。第四のファミリーもできるといいな、、笑
そうしてできた“ファミリー”のいいところは、今後の人生でどんなタイミングでも、困った時に助け合えることではないでしょうか。損得感情なく出来上がった関係性は、いつまでも続くでしょうし、続いて欲しいです。だから私はもう残り数日で引退ですが、柔道部を通じて出会ったそこのあなた!私にできることがあれば今後もいつでもなんでも頼ってください。私も助けを求めるかもしれませんが、その時はどうぞよろしくお願いいたします。目も向けられないぐらいのおじいちゃんになっても、必要な時に助け合って、たまには楽しく学生時代の話もできたらいいな。
いい時も悪い時も一緒に頑張って、文句を言い合ってたまに喧嘩をして。長い時間を一緒に過ごして様々な感情を共にしてきた経験が、長い目で見た時の組織としての繋がりを強くしてくれました。だから、今後の人生においても、目の前の物事に対して面倒だとか無意味だとか感じたりしたとしても、とりあえず続けてみて、真正面から取り組んでみること、これだけは大切にしたいです。仮に無駄な時間だったとしても、少なくともその時間を共にした相手との繋がりを強めてくれるはずなので。
部員のみんなと毎日顔を合わせなくなるのは、非常に寂しいですが、次のステージでもみんなのことをずっと応援しているし、私も頑張ります。私は何歳になっても柔道部ファミリーのマネージャーであり続けたいと思っていますので、お見知りおきください!
それではまたお会いしましょう!みんな、早慶戦頑張ってね。いつも応援しています。