こんにちは、商学部一年の真田康志郎です。日々気温が下がっていく一方ですが皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。私は朝一番にシャワーを浴びるのですが、それが最近は寒さにより少し億劫に感じています。

 先日の10月26、27日の二日間で日吉祭が慶應義塾高校にて開催されました。そこには普段見ることのない数のJKとそれに話しかける男子校生の姿がありました。これを見ていて去年の日吉祭を懐かしく感じました。なんというか塾高生が輝いて見えました。そこで今回の部員日誌では去年、私が参加した日吉祭について書こうと思います。

 私のクラスは慶應義塾高校開校後初のでメイド喫茶を開店いたしました。それまでは塾高にはメイド服を着るという慣習はなかったのですが私のクラスはそこにチャンスを見出しました。その決断は大きなものでした。というのも、男子校の高校生にとって文化祭というものは唯一女性と出会える場でした。ここで彼女を獲得するしかない!このような大志を心に抱き文化祭に臨むのが塾高生の姿なのです。メイド喫茶をやるということは、本来の目的である女性との関わり合いの一切を捨てる必要があったのです。覚悟を決めるためには相当の時間を有しました。しかし、我らが3年E組はメイド服に袖を通すことに決定しました。その結果、日吉祭でのメイド喫茶は大繁盛しました。本来二日間をかけて売るはずの商品が、1日目の午前中に殆ど売り切れてしまうほどでした。また、メイド喫茶3年E組の唯一の欠点であった女性との出会いという点も、圧倒的な来客数と物珍しさのおかげで解決されました。一部の生徒は日吉祭開催前と開催後ではインスタのフォロー数が100人ほど増えていることがありました。いうまでもなく全て女性です。ここでそんな大繁盛したメイド喫茶の接客方法を書かせていただきます。

顧客(JK)来店

メイド こんにちはご主人様、当店は初めてにゃんにゃんですか?

JK はい

メイド それではお席に案内しますにゃん

席到着後

メイド それでは当店のルールについて説明させていただきますにゃん。ジュースとおかち(お菓子)がありますにゃん。メイドたちとゲームをして、もし勝てたら飴をあげるにゃん。楽しんでにゃん。

(JK)これくださいにゃん

メイド OKだにゃん。ちょっと待つにゃん。

商品到着後

メイド お待たせしましたにゃん。これからジュースがもっとおいしくなるようにおまじないを一緒にかけるにゃん。それでは見本を見ててくださいニャン。

美味しくなーれ萌え萌えきゅん。

それでは一緒にお願いしますにゃん。せーの

メイド・JK 美味しくなーれ萌え萌えきゅん!

メイド ありがとうございますにゃんもしミニゲームをやりたい時は呼んでにゃん

とこんな感じの接客でした。私自身はこうにゃんという名前で働かせていただきました。この接客の形はメイド喫茶の頂点である、秋葉原から直輸入したものでした。上記の接客のミニゲームとして腕相撲、押し相撲の二つがありました。塾高生が単にJKの手を握りたいがために選択したミニゲームだということがわかります。塾高生の女性の手に対する執着心をひしひしと感じました。笑

 今年の日吉祭では去年大繁盛した3年E組のメイド喫茶の噂を聞きつけた塾高生が我も我もとJK欲しさにメイド喫茶を開いていました。とても喜ばしいことです。我々のメイド喫茶の伝説が後世に伝わることを強く願っているとともに伝統となることを期待しています。

                 

終わり。