こんにちは。商学部4年生の藤井大志です。
長いようで短かった夏休みも明日で終わりを迎えます。明日からは人生最後の学生生活となります。明後日には内定式があり、いよいよ社会人へのカウントダウンが迫ってまいりました。残りの学生生活も全力で頑張りたいと思います。
さて、明後日に内定式を控えているということで、就職活動について少し振り返ります。
先ずは、就職活動にあたりましてご支援を頂きました、先輩方に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。納得のいく素晴らしい形で就職活動を終えることが出来ました。就職活動を通して、自分を知り、他人を知り、社会について学び、人として大きく成長する機会となりました。
そして、今回は僭越ではございますが、就職活動について私なりの意見を述べたいと思います。
就職活動において特に大切だと思ったことは「自分を曲げない。ロジカルにパッションでゴリ押す。最後はなんだかんだ縁。」の3つです。
まず、「自分を曲げない」とはただただ頑固に自分を押し付けることではありません。「過去から自分を知り、自分のなりたい将来像を思い描き、その想いは曲げることなく、伝えたい全ての想いに一貫性を持たせるということ」です。私達には、今までの人生で大切にしてきた価値観や成功体験、失敗体験、感銘を受けた人物・言葉、人生のターニングポイントなど自分自身を形成してきた出来事が沢山あるはずです。その中で見つけた自分の「信念」というものを見つけ、内定を頂きたい企業の目指す姿と重ね合わせ伝えることが最も大切なことだと思います。その信念を見つけるためには徹底的な自己分析が必要です。自分を見つめ直すことは、やってみると難しく大変ではありますが、将来に向け必ず役に立つと思います。また、企業の目指す姿を知る為には企業について勉強しなくてはなりません。企業も自身が目指す姿と同じような熱い思いを持った新入社員が欲しいはず。その企業の想いに柔軟に対応するためには頑固でいてはいけません。とにかくいっぱい勉強しましょう。(自己分析は杉村先輩が最強でした。)
次に、「ロジカルにパッションでゴリ押す」です。一見、ロジカルとパッションは相反するように見えます。しかし、私はこの2つは表裏一体だと考えます。例えば、柔道の試合でも「俺なら勝てる!負ける気がしない!絶対勝ってやる!」という一見パッション丸出しのこの気持ち。この気持ちの根源は何でしょうか。これは、誰よりも練習をしてきたという練習量や勝てなかった選手を投げることが出来たという成功体験、ウエイトトレーニングで重量のMAXを更新したなど、強気な気持ちになる為に積み重ねてきたロジックだと考えます。就活も同じで、「私はリーダーシップがあります!」や「コミュニケーション能力に自信があります!」など口だけではもちろん響きません。大前提としてロジックがないと人の心は動かないと思います。パッションとは、元気溌剌に熱く一生懸命に語り掛けるということです。體育會らしくです。パッションゴリ押しは面接受けもよかった気がします。つまり、ロジカルを基にパッションでゴリ押すのです。そして、このロジカルとパッションを身に付ける方法は「今を全力で頑張ること」だと思います。ロジックとパッションは共に過去の経験から生まれます。今まで歩んできた人生や成し遂げたことから自分自身を売り出すためのロジックが生まれ、そのロジックは自信となり、パッションに繋がります。今までの人生全てがロジックでパッションなので、大げさに言ってしまえば生まれた瞬間から就活は始まっているのです。
話が少し飛躍しましたが、とにかく今頑張っているすべてがあなたにとってのロジックになりパッションになります。学生生活も柔道も勉強もアルバイトも遊びも全部全力で頭使って頑張ることが大切です。
3つめは、「なんだかんだ最後は縁」ということです。どんなに対策してOB訪問をして企業のオタクになっても落ちる企業は落ちます。反対に、全く対策していない企業でも選考が進むこともあります。これは縁というほかありません。ただ、いくら縁といってもたまたま道端で手助けしたおじさんが大企業の経営者で内定を貰えました、なんて漫画みたいなことはほぼありえません(同期の櫻井は飲み歩いている時、仲良くなったオジサンが某大手メーカーの人事部長だったらしいです。彼の飲みにケーション力には敵いません。)。縁も掴みにいかなくてはいけません。色々な先輩方にOB訪問を重ね、企業について勉強し、幅広い業界を視野に入れ、自分の将来を思い描くために努力する。この行動力こそ縁をつかみ取るチャンスにつながると思います。私も内定を頂いた企業は就活を始めるまで全く知らず、一つ上の尊敬する高校時代からの先輩が入社されて初めて興味を持ちました。本当に縁って素敵だと思います。これからも縁を大切にしたいと思います。
色々長々とまとまりのない文章になってしまいましたが、「毎日頑張っていればなんとかなる」が就活を通して学んだ結論です。今までの些細な経験にもたくさん助けられました。出会いに感謝!
この日誌も一個人の感想ではありますが、少しでも後輩たちの参考になれば幸いです。
最期に、私自身就職活動を通して、人として一つ成長できたと思います。改めまして、お世話になった方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。
残りの学生生活で少しでも先輩方のような立派な社会人になれるように精進いたします。
おわり