こんにちは、成宮陸雄です。残暑という表現では済まされないような暑さもようやく和らぎ、過ごしやすい気温になってきました。春学期にはあまりの暑さに授業に行くか迷った日もありましたが、秋学期はその心配はなさそうです。

そうなんです。実は私も、4年秋にして未だ卒業単位を取りきれていないのです。中学高校と数学をはじめとした理系科目に苦しめられ続けてきた私は、大学で数学だけはやりたくないと考え、法学部に進学しました。高校最後の数学のテストは、本当に1問も分かりませんでした。なんだか清々しかったです。しかし、法学は数学と同等か、それ以上に難しかったです。六徳舎で私の同部屋の松永は法律家を目指して鋭意勉強中なので、一緒に頑張ろうと思います。

話は変わりますが、最近私の同期について発見があったので、紹介させていただきます。

まずマネージャーの猪熊。練習後に座礼をするときにふと見てみたら、正座の姿勢がとてつもなく良かったです。練習の疲れもあってか猫背気味になる部員が大半の中、畳から竹でも生えて来たかのように背筋がシャッキリ伸びていました。強そうでした。

次に小林。彼はよく六徳舎に遊びにきてくれます。ある時彼が料理をしているのを見たとき、さりげなく卵を片手で割っていました。私も卵の片手割りは何度か挑戦したことがありますが、一度もできませんでした。さすが小林、イケメンです。

最後に進士。彼は強靭なメンタルを持っており、膝の靭帯が切れかけながらも直向きに稽古に励んでいます。大学から初心者として始めたのに頑張っているなという話をしたら「”ハバネロメンタル”だからな」と言っていました。海外のそういうスラングなのかと思ったら、”鋼のメンタル”の言い間違いでした。まだ日本語が不自由なようです。

4年目、長くて7年目になる同期たちですが、まだ知らない一面があるようです。現役生活も残りわずかとなりましたが、探ってみたいと思います。今回はこれにて失礼いたします。