こんにちは。春学期を無事落単無しで終えることができてホッとしている環境情報学部1年の山中廉です。ソフトウェアアーキテクチャという、文系の私にとっては意味不明の授業も単位が取れていて思わずガッツポーズしてしまいました。共にソフトウェアアーキテクチャで悪戦苦闘していた林くん、お互い単位取れて良かったね。

さて今回は、8月の夏帰省を少し延長して3日間視察に行かせて頂きました、地元・大分で行われたインターハイについて書こうと思います。私がインターハイを現地で観るのは2回目ですが、やはり生で見るインターハイというものはテンションが上がります。会場の熱気や雰囲気、高校生達の鬼気迫る表情、世代のスター選手達の活躍。団体戦、個人戦の両方とも非常に面白く、興奮しました。団体戦は埼玉栄高校が優勝し、高校タイトル三冠を達成しました。埼玉栄はまず体が大きくて強い選手が多かったですが、100kg級の平野匠啓選手が頭ひとつ抜けて強かった印象があります。代表戦で平野選手が畳に上がる時の空気感と言いますか、代表戦になった時点で埼玉栄の勝利を予想させるような強さでした。恐らく今の高3世代では最強の選手なのではないでしょうか。語彙力が乏しくて申し訳ございませんが、一言で言うと凄かったです。

個人戦では男子60kg級で地元大分の吉村悠之介選手が優勝しました。吉村選手は春の高校選手権チャンピオンであり、僕が小学6年生のときに一緒に全国大会に出場したことがある選手なので特別注目していました。吉村選手は選手権で優勝したあとの大会でなかなか優勝ができず、インターハイも大分県大会の決勝で敗れて開催地枠での出場となりました。しかしそのような不調にも負けず、インターハイでは初戦から決勝まで全てゴールデンスコアまでもつれ込みながらも粘り強く勝ち上がり、決勝では大成高校の山本風来選手に押され気味な場面がありながらもゴールデンスコアによる僅差で勝利をもぎ取り春夏連覇を果たしました。試合ひとつひとつに並々ならぬ執念を持って臨む吉村選手の強さが光ったインターハイ男子60kg級だったと思います。平野選手、吉村選手の他にもここに書きたい選手達は沢山いますが、割愛させて頂きたいと思います。総じて、今年も非常に面白いインターハイでした。

 

先日、大分インターハイ100kg級2位の竹内檜選手が大学の練習に来てくれました。僕も1本お願いしましたが、ボロ雑巾にされました。もっと強くなれるように頑張ります。ありがとうございました。