こんにちは、成宮陸雄です。7月上旬に膝を負傷した私は、人生初の手術を体験しました。退院後久々に道場に戻り、戸狩合宿を戦っていた部員たちに会うと、皆口々に「メシ!」「テイショク!」などと叫び回っており、魔境戸狩の呪いに犯されたのかと怖くなりました。
しかしこれはどうやら、体作りをする部員たちに私が「ラーメンではなく定食を食べろ」と言ったのが発端のようです。入道や山中は何も考えずにただ叫んでいそうなので、実際に両者の栄養価にどれほどの違いがあるか、それぞれのカロリーと、三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物の含有量を、ここで明らかにしたいと思います。
ちなみに、ハードな運動をしている人が1日に摂取すべきタンパク質量の目安は、自分の体重×2のグラム数です。体重70kgの人の場合、140gになります。
まず、日吉に多数店舗を構える家系ラーメンでは、1杯あたりのカロリーは500kcal、タンパク質21g、脂質18g、炭水化物65gとなっています。
一方、定食の場合、今回は「いきなりステーキ」のグリルチキンステーキ220gにライスをつけた場合で考えてみます。すると、1食あたり840kcal、タンパク質52g、脂質29g、炭水化物85gとなります。タンパク質は家系ラーメンの倍以上。近頃の日吉の定食屋さんの値段はやや張りますが、ぜひ食べて欲しいものです。
ここまで書いてきましたが、何か足りない気がしますね。忘れていました。我らが心のエネルギー源、二郎を。
二郎系ラーメンの場合、1杯あたり1720kcal、タンパク質55g、脂質93g、炭水化物165gとなります。二郎ってすごいんですね。
しかし、二郎やチキンステーキ定食を持ってしても、冒頭に述べた必要なタンパク質量には到底届きません。本格的に体作りをする場合、食事の内容に気を使うことはもちろんのこと、食事の回数を増やしたり、プロテインを活用したりする必要がありそうです。今回はこれにて失礼いたします。