平素よりお世話になっております。
3年経済学部の長谷川大雅です。
先日、友人に誘われて現在公開中のインサイド・ヘッド2という映画を観賞しました。
当初、私の本心では別の映画を観たいと考えていたのですが、友人が1も面白かったし、感動して泣いちゃったのよ。だから、一緒に観ようよと引かなかったので、仕方なく観ることにしました。また、登場するキャラクターもかわいい系のキャラクターが多く、子供向けの映画なのかなという風にも考えていました。しかし、鑑賞後、感動して涙が出そうになりました。
ここからは、少しネタバレになってしまいます。
主人公は、ライリーという少女で彼女の思春期時代の物語となります。思春期時代によって彼女の心の中の感情は暴走してしまいます。友人との進路の違いによるすれ違いやホッケーチームの監督やエースプレイヤーに認められたいといった気持ちといったみなさん恐らく体験したであろう承認欲求ややるせない気持ちによるものです。この物語では、ヨロコビやシンパイやカナシミといった感情にちなんだキャラクターが多数登場するのですが、その中でもシンパイは、ライリーを守るために必死に彼女を操りますが、暴走してしまい、敵キャラのような存在となってしまいます。結果的に、ヨロコビの説得によりこの暴走も抑える事ができました。
私はこの映画を観て少し昔の時代に戻ったような気もしました。中学生になる頃に、突然異性を意識し始めるようになったり、完璧にならなければいけないという危機感から他人を羨ましく思い、身近な人に感情をぶつけるといった事です。今作で、新キャラとしてシンパイやダルイやウラヤマシイが登場しますが、自分でも、この感情は幼い頃には存在していなかったように感じます。感情の多様性によって自分自身が何者か分からなくなるといった事は誰にでもあるみたいですね。そして、人々は自分のダメな所を必死に隠して見栄を張って生きるのがセオリーのような気がします。ですが、この映画を観ることで素直な自分自身の感情をも愛せる事が本当に偉大な事であり、完璧である必要はないという風に感じました。つまり、自然体が1番という事ですね。
部活でも大会が多くある秋を迎える季節となっていきましたが、強張りすぎず、自然体を大切にしながら練習に精を出していきたいと感じております。