こんにちは、商学部一年真田康志郎です。最近は気温が高すぎて登校するだけで汗が止まらなくなります。そんな暑い日が続きますので私は毎日、自転車での通学をしていたのですが先日私の自転車は駐輪場にて盗まれてしまいました。あの時の絶望感は今でも鮮明に覚えています。私の場合、自身の自転車に鍵をかけていなかったのが原因なので読者の皆様は絶対に鍵をかける様にしてください。
話は変わりますが、7月7日に東京武道館にて東京都ジュニア柔道体重別選手権大会が開催されます。私、真田康志郎は−73kg級での出場となります。この試合では全日本ジュニア大会へ向けての選別大会となっております。東京都−73kg級では全日本ジュニアへの切符が4枚用意されています。その中の一枚を自身のものとするべく選手たちは死に物狂いで闘います。
私にとって今回の試合は左膝の怪我明け最初の試合であり、大学柔道部としての初陣であり、練習を共にする仲間の期待を背負った一戦となっております。
今、仲間の期待を背負った一戦になっていると書かせていただきましたが、本当は誰よりも真田康志郎に期待をしているのは他の誰でもなく私自身であると思います。毎日激しい練習をして、自主練でのウエイトトレーニング。走り込みや綱登り。これらの行動全ては、私が試合で優勝するということを自身に対して期待して行っていたことです。私は中・高と思う様な結果を出すことができていませんでした。思う様に勝てない日々。どれほど体と心が辛くても無情に来る朝、そして練習。弱い自分に負けそうな時もありました。過去の私は弱い自分に負けてしまったこともあります。しかし、今の私は自分に負ける気などしません。自分の可能性に対して過度な程に期待をしているからです。努力を惜しむことは致しません。絶対に今回の試合で勝ちたいと思っています。
しかし、柔道の試合というものは無情です。コンマ1秒の世界で戦う必要があり、それに一瞬でもついていけなくなるとすぐに敗北という結果を突きつけられます。トーナメント選なので負けたらその先の試合に進むことも出来ません。そんな世界で優勝するということがどれほど難しく、困難であるのかは容易に想像ができます。しかし裏を返すと、
困難なことだからこそ意味がある。
辛いからこそ本気になれる。
痛いからこそ我慢ができる。
辛くて本気で困難で痛い。それ故に優勝するということには価値があり、そんなことを出来る人に憧れるのではないでしょうか。また、それを出来る可能性のある人に期待のでしょう。
何を考えようと試合の日まではあと2日。どれだけ嫌でもあと1日経てば試合です。腹を括って前進するしかありません。
挑戦者として出場する東京都ジュニア大会では優勝をすることを目標に精進させていただきます。応援の程よろしくお願いいたします。