こんにちは、最近暑くなりもう半袖半ズボンサンダルで過ごしている3年の井口です。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は日吉キャンパスから1、2年生に混じってお送します。

さて先日の東京都学生ですが、想定していた中で最悪なシナリオを辿ってしまいました。本当なら今週末には全日本学生が控えていましたが我々の出場は叶いませんでした。今回の負けはチームの状況をよく反映していると反省会の中で結論付けられましたが、もうここからは上がっていくだけだということも認識出来ました。個人、尼崎、二部大会、早慶戦とまだまだ試合は続くので来年には一部に返り咲けるよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

さて、先日の東京都学生について書かせて頂きましたが、強い選手を見たり、日体や早稲田の練習に参加した時に共通していることがあると感じます。それは試合や練習の入りから最大出力を出しているということです。これは一見簡単そうに見えてなかなか出来ることはありません。私の拙い経験からしても自分より格上の相手に引き分け以上の結果を出せた時は、試合の初めから自分の得意な組手になるまで激しく責め立て、そのペースを崩すことなく試合を終えていますし、試合中盤、終盤になっても息が切れていることに気づかないくらい試合に集中できています。ただ私の場合、この超集中状態に自分で入っていく方法が分かりません。どの試合でも勝ちたいと思って臨んでいることに違いはないですし、それまでの準備もクオリティーに差があるわけではないので、自分で自分のスイッチを入れる方法を模索しても見当たりません。もしもスイッチの入れ方を知っている方がいらっしゃいましたら是非ともご教授ください。

最近は探しても見つからないので、練習の時に形から入るようにしています。ここ1ヶ月程練習の入りを意識する中で一度だけ自分の納得する集中ができた事があります。それはいつも身体が動かない朝7時からの練習の時でした。単純ですが、その日はいつもより練習中にかかる音楽が自分好みだったこと、音量が大きかったことが要因だと思います。いつも身体が重い打ち込みもなんだか軽やかに感じてとても集中できましたし、良いスタートを切れるとそのクオリティーを保とうと自然に練習の質が上がります。結果的に練習が終わるまで疲れやだるさを感じることはありませんでしたが、その日の午前中は生気が抜けたように爆睡してしまいました。

このように限られた時間の中でいかに練習の質を上げるかが今ものすごく問われているような気がしているので今後も自分で集中をコントロールできるように頑張ります。再三にはなりますが集中状態に持っていく方法が自分の中で確立している方がいらっしゃいましたら是非ご教授ください。よろしくお願いいたします。本日はこの辺りで失礼します。

お わ り