日に日にます暑さと1号室に出現する虫の多さに頭がおかしくなりそうです。ご無沙汰しております環境情報学部1年本吉嵩琉です。

さて、去る6月10日に19歳を迎えた私ですが、18歳と比べても特に大きく変わった点はないように感じます。正直言ってしまえば、誕生日は特別何もしなくてもただ生きているだけでおめでとうと言って貰える謎の日だと考えているからなのかもしれません。この考えを母親に伝えたところ「爆誕して、健康に過ごしてる素晴らしい日やよ」とひとつの答えを貰いました。誕生日は母親が称えられるべき日です。

ラストティーン幸せになります!誕生日当日は東京ディズニーランドに行き、バースデーシールもゲットできて、幸せでした!!

ここからが今回の本題であります。

去る7月7日大学入学後初試合である東京都ジュニア柔道体重別選手権に出場しました。減量に関しては、前日計量が初めてだったので少し不安要素はありましたが、初めてにしては上手くいったのではないかと思います。試合結果は、1回戦敗退でした。試合後個人的に思うことはありましたが、結果は結果ですし、審判に頼ってしまった自分自身に敗因があったと思います。また試合後、高校の同期と試合内容というより柔道との向き合い方について話をして、その面に関しても自身の未熟さを痛感しました。今回約1年ぶりの公式戦を終えてみて、未熟さを感じると共に、本当に自分の家族や周りの応援している方に支えられて柔道ができているんだと思えました。この方々に恩返しできる方法として一番わかりやすいのは、結果だと思うので直向きに腐らず生きていきます。絶対に。

自身の試合後、上位対戦を観て、実際の実力に大差はなくても、その勝負に勝ち切る選手と負けてしまう選手の違いについて考えました。きっとその対極にある2選手の見えない差は、小さいようで実はとても大きく、この差の正体は、誰にもわかりません。現段階で私が考えた結果この差の正体とは、運なのではないかなと思います。そしてこの運を手繰り寄せる行動は、柔道以外の日常生活の行動の積み重ねだと思います。柔道以外の日常生活が勝敗に直結しているかどうか科学的根拠などはありませんが、私は絶対に繋がっていると思っています。身近にいた世界や日本のトップで活躍している選手も生活面でブレない強みを持っていました。

この話関連で言うと、個人的尊敬できる柔道家は簡単にいうと、トイレのスリッパを自然と並べられるような柔道家です。わかりますでしょうか。このような行動ができる選手こそ勝つべき選手であり、応援される選手なのではないかと思います。

今実力差がないケースを話しましたが逆にスポーツの世界には、実力に大差があると言われていても結果が覆るジャイアントキリングというものがあります。このジャイアントキリングの背景には、下馬評では不利と考えられていた選手の想像もできない努力や徹底した生活はもちろん、運を手繰り寄せる地味でとても小さな積み重ねがあるに違いないと私は考えています。最近では、サッカー天皇杯で筑波大学がFC町田ゼルビアに勝利したことが話題になったと思います。試合後炎上等はありましたが、結果で見るとJ1首位である相手に対して、勝利を収めていることはジャイアントキリングと言えるでしょう。サッカー漫画「ブルーロック」にも運について話している面白いシーンがありました。そのシーンでは「運は降ってきてから考えたってもう遅いんだ、いつでもつかみ取れるように己を高めチャンスが落ちてくる場所を見極めて待つ。そんな嗅覚を持つ人間にしか運の女神は微笑まない」という言葉がありました。この言葉からつまり運というものは、一見関係のないようなことや本番までの準備に全力で取り組む人間かつ運を求める人間にしか起こらないものであるというふうに考えました。

ということで考えた結論は、そういう人間になれモトヨシ!です。

今回の部員日誌では、サッカー系の話題が連続したので元プロサッカー選手である槙野智章さんの言葉「頑張る時はいつも今」を題名にさせていただきました。

最後に話は変わりますが、先日映画館にて鑑賞しました「ディア・ファミリー」の感想をどうしても共有したいので書かせていただきます。

あらすじは割愛させていただきますが、実話に基づいて作られており、本当に本当に感動する作品でした。今では、主題歌まで好きになってしまっています。

この作品を鑑賞しての学びは、「人の情熱は連鎖する」ということです。しかしながら、「時にその情熱も現実を見ると冷めてしまうことがある」ということです。具体的には、1人直向きに頑張っている人がいると周りも頑張ろうと思い結果、全体のレベルアップに繋がります。しかし、時に頑張っていても成果が出ずに現実を見てしまい、無理なのではないかと今までの情熱が一瞬にして消えてしまうことがあることです。このようなことは、生活していると急に直面することがあります。映画の中では、ハッピーエンドで終わりましたが、現実を見てしまってそこでもう諦めてしまったらそのハッピーエンドにもたどり着けません。継続は力なりとはありますが、いい意味で現実を見ずに継続することがハッピーエンドへの第一歩だと思いました。語り出したら永遠続きそうのなのでここら辺で終わります。皆さんもぜひこの映画を鑑賞してみてください。そして、感想を語り合いたいです。

今回の部員日誌は、誕生日・東京都ジュニア・映画鑑賞の三本立てでした。自分で読み直しても暑苦しいような文章でしたが、ご精読ありがとうございました。